1984年初版　P315　帯およびカバー背ヤケ大　小口からページ端にかけてヤケ

“中風で寝たっきりの老婦人とその妹が消え、浴槽には血みどろになった黒猫が一匹横たわっていた。妹に毒殺されるのを恐れた老婦人が、猫を毒味役に使っていたのだ。おなじみの名探偵エラリー・クイーンが登場する『七匹の黒猫』。
　観光客がふざけて落とした石で、仔猫を殺された母猫が執念の仇をうつ『猫の復讐』ほかバラエティに富む海外の“猫に関する恐怖《ホラー》小説。13篇を収録。”（カバー裏紹介文）

目次：
トバーモリー（サキ）
猫男（バイロン・リゲット）
猫の復讐（ブラム・ストーカー）
白い猫（Ｓ・ル・ファニュ）
猫ぎらい（フレドリック・ブラウン）
僕の父は猫（ヘンリー・スレッサー）
古代の魔法（Ａ・ブラックウッド）
箒の柄（Ｗ・デ・ラ・メア）
灰色の猫（バリー・ペイン）
ウルサルの猫（Ｈ・Ｐ・ラヴクラフト）
エジプトから来た猫（オーガスト・ダーレス）
緑の猫（クリーヴ・カートミル）
七匹の黒猫（エラリー・クイーン）
魔女の猫（ロバート・ブロック）
著者謹呈（ルイス・パジェット）

訳者あとがき