1993年 14.2×22.1 P262 表紙および小口ヤケ、クスミ、時代シミ
全262ページのうち特集177ページ
目次:
江戸の盛り場遊歩記6 芝居町の出現(海野弘)
耳目抄128 広島の言葉(承前)(竹西寛子)
詩
城館(松本邦吉)/典雅ないきどおり(阿部日奈子)/緑の石(正木克美)/陽の埋葬(田中宏輔)
まぼろしのアリスメティック11 失われた庭(矢川澄子)
新資料 暗い恋のソネット集(F・ガルーシア・ロルカ 訳・解説:小海永二)
【特集:占星術 照応と象徴のコスモロジー】
古代文明とアストロロジー 古代占星術の意味論 呪術的思考はナンセンスか(矢島文夫)
占星術の伝播と変容 インドの場合(矢野道雄)
杞憂のゆくえ 墜ちてくる星の歴史学(武田雅哉)
総論
占星学の近代 アラン・レオから心理占星学(鏡リュウジ)
占星術をめぐる七つの断章(リン・ピックネット 訳:関口篤)
天文学とアストロロジー ケプラーの占星術信仰(コラーストロム)
グノーシスとアストロロジー 時を教えて砂漠に立つ 実存主義・グノーシス主義と現代占星学(中島達弘)
オカルティズムとアストロロジー オカルティストの星の知識。(ゲティングズ 訳:阿部秀典)
ドイツ占星術の若干の主題についてのメモ(松本夏樹)
ユング心理学とアストロロジー 二匹の魚 ユングと占星術(入江良平)
未来派あらかじめ影を投じる 占星術の近未来について:ユング心理学の観点から(H-ゾンダグ 訳:野村美紀子)
性格とアストロロジー 黄道十二宮の世界(岡本翔子)
図版構成 ルネサンスとアストロロジー 白羊宮のもとに生れて
【コラム 世界の文学】
アメリカ 夢をとりしきるアフリカ人たち(青山南)
イギイス アルスターの抵抗の歌(本橋哲也)
フランス フランスの若い詩人たち(岩切正一郎)
ドイツ ボートー・シュトラウスの『山羊の歌』をめぐる論争(園田みどり)
イタリア 造形美術の最先端 日本とイタリアの若い世代展(望月一史)
ラテン・アメリカ ボルヘスとウルトライスモ エンリケ・セルナのバーレスク(安藤哲行)
ロシア・東欧 ポストモダンのロケーション エゴール・ラードフ『蛇の咬み傷』(武田昭文)
中国 紅い唐辛子が訴訟に立つとき(藤井省三)
ゲイ文学 ゲイ文学見取り図(柿沼瑛子)
SF クライトン以後の逸材 ジム・ヤング「マイクロード・シティ」を読む(巽孝之)
今月の作品
われ発見せり 豊崎光一のラグビー論(陣野俊史)