斎忌の世界―その機構と変容―　岡田重精　国書刊行会

平成元年　Ａ５判　P497　函僅クスミ、地少イタミ、小マジック点あり　本体裏見返し剥がし跡

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平成元年　Ａ５判　P497　函僅クスミ、地少イタミ、小マジック点あり　本体裏見返し剥がし跡

目次：
序

第一章　斎忌の祖型
　第一節　斎忌の意味と機構
　　｛（一）斎忌（イミ）の原義／（二）斎忌の基本的機構／（三）斎忌と聖観念｝
　第二節　斎忌の制度化
　　｛（一）斎忌の定型化／（二）斎忌制度の展開｝
　第三節　斎忌の具現化
　　｛（一）祭祀・儀礼の場／（二）生活の場｝

第二章　斎忌と外来宗教
　第一節　斎忌と仏教
　　｛（一）仏教忌避の現象／（二）習合現象｝
　第二節　斎忌と陰陽道
　　｛（一）陰陽道系の忌の展開／（二）平安期の妖僧／（三）陰陽占と物忌習俗｝

第三章　中世の斎忌
　第一節　儀式書・故実書・史書
　　｛（一）儀式書・故実書／（二）史書｝
　第二節　日記類にみる斎忌
　第三節　服忌令
　　｛（一）『文保記』をめぐる服忌令／（二）神宮服忌令／（三）諸社服忌令／（四）服忌令の背景｝
　まとめ

第四章　近世の斎忌
　第一節　諸社服忌令
　第二節　武家服忌令
　第三節　近世斎忌の諸相
　　｛（一）近世宮廷をめぐる斎忌／（二）斎忌の諸相｝
　まとめ

第五章　近現代の斎忌
　第一節　斎忌関係の法制的規定
　第二節　斎忌習俗
　　｛（一）斎戒・物忌／（二）死喪の忌／（三）産忌・月事の忌／（四）陰陽道系の禁忌と俗信｝

第六章　斎忌の機構と変容
　第一節　斎忌の基盤
　第二節　斎忌の変容
　　｛（一）中・近世／（二）近現代｝
　第三節　斎忌の機構と機能
　　｛（一）斎忌の時間と空間／（二）斎忌の機能｝

結び
付記
あとがき