1988年初版　四六判　P385　帯破れテープ補修　カバー上端少イタミ

“『マハーバーラタ』原典・ブルック版を詳説し、三島由紀夫、バフチン、出口王仁三郎を走査する”（帯文）

“巨大なものをめぐる物語的想像力の今日的転位を測定”（帯裏紹介文）

論考のほかに、ピーター・ブルック、中上健次らとの対談を収録。

目次：
序章　ソロリキウム
第一章　叙事詩の権能
　｛1　『マハーバーラタ』とは何か／2　ブルック版『マハーバーラタ』／3　横浜ポートシアター『若きアビマニュの死』／4　ピーター・ブルックとの対話／5　笈田勝弘との対話／6　土取利行との対話／7　遠藤啄郎との対話／8　ブルック『マハーバーラタ』ニューヨーク公演を見て｝
第二章　ミハイル・バフチンを讃えて
第三章　転生・物語・天皇―三島由紀夫をめぐって（中上健次との対話）
第四章　出口王仁三郎『霊界物語』を読む

参考文献
初出をめぐる註記
あとがき