昭和44年　Ｂ６判　P492　函イタミ、ヤケ、函口少破れ　本体ビニールカバー付　P471〜478上部５ミリ程の裁断ミス

民俗学論考のほかに、柳田國男、渋沢啓三、折口信夫など交流のあった人物についての随想を収録。

目次：
まえがき
食物と呪法
　｛菱型の餅／赤飯以前／里芋の文化／耳ふたぎ餅／カザのこと／戸守の鐘馗／山の神／近畿の民俗／日本人と奇数｝
創生と民俗
　｛山でのことを忘れたか／マノフイカ考／太陽から姙む話／墓石に子を祈る／「通婚せぬ村」によせて｝
日本人の身体と病気
　｛おたふくかぜ／疱瘡神／はじかみの話／二重瞼／耳たぶの穴／日本人のヘソによせて／幼児の頭髪／混血児｝
動植物の方言と民俗
　｛渡来植物の方言と民俗／庵羅樹／優曇花／旅の餞別と刀豆／山茶の葉巻きとそれから／やどりぎ／百日紅／うごうご／羊の話｝
民俗採訪余録
　｛大和月ヶ瀬雑記／大島紀行／京の一日／山梨県東南部の道祖神／神奈川県津久井郡内郷村の道祖神／戸倉峠｝
師友追憶
　｛柳田国男先生／渋沢啓三先生の思い出／折口信夫と私／あしびの花―小林存翁／半銭子の思い出／長靴の紳士／真鍋清明君の憶い出／震災綺談｝