1991年初版 四六判 P376 カバーシミ汚れ、クスミ、上部に1センチ程度の破れあり 小口時代シミ
目次：
ヨハネス・Ｒ・ベッヒャー（訳：高橋泉） ｛なぐさめの歌／戦いは終わった／なぐさめのメッセージ｝
エーリヒ・アーレント（訳：芳原政弘） ｛パンとブドウ酒／見捨てられた湾／ドン・キホーテ｝
ペーター・フーヘル（訳：杉浦謙介） ｛街道／徴｝
ルネ・シュヴァハホーファー（訳：佐々木滋） ｛告白／平和のお告げ／本を読む人への忠告｝
ゲオルク・マウラー（訳：森川進一郎） ｛楽しい朝／自然の力／われわれのもの｝
ルーイ・フュルンベルク（訳：並木武） ｛愛の歌／大都会の夜／エピローグ｝
クーバ（訳：並木武） ｛一九四〇年の赤ちゃん／われわれの時代について彼らはどう言うだろう／われわれの芸術の鏡の中に｝
シュテファン・ヘルムリーン（訳：八木浩、船越克己） ｛回想４／回想８ ビルケナウの灰／鳥と実験｝
ヨハネス・ボブロフスキー（訳：神崎巌） ｛古プロイセン悲歌／いつか わたしたちの／たびびと｝
ハンス・ツイブルカ（訳：杉浦実） ｛一人前／バッカスは行く／愛の歌｝
フランス・フューマン（訳：森川進一郎） ｛メルヘンの知恵／言うことをきかないことの賛歌／愛｝
ヴァルター・ヴェルナー（訳：芳原政弘） ｛夜に／オリョール郊外で／村の庭師｝
パウル・ヴィーンス（訳：南守夫） ｛外面生活のバラード／ベルリン 一九五三年／物質代謝 ヒエロニュムス・ボス｝
インゲ・ミュラー（訳：森川進一郎） ｛どうしたら／瓦礫の下で �掘晋鋲箸箸燭燭�う頌歌｝
イェンス・ゲルラッハ（訳：船越克己） ｛裏庭の隅の草／役者／ダニエル・コドヴィエツキー 一七二六-一八〇一｝
ウーヴェ・ベルガー（訳：杉浦実） ｛きみは／いま／きみはもういない｝
アルミーン・ミュラー（訳：南守夫） ｛ぼくたちが故郷に戻ったときのことを、ぼくはまだ覚えている／私はそのマグロを食べた／アウシュヴィッツ裁判｝
ギュンター・クーネルト（訳：内藤洋子） ｛そうありたい／ユートピアへの途上 �機織船隋璽�のメモ｝
アードルフ・エンドラー（訳：芳原政弘） ｛冬の覚書／なおざりにされたスポーツ種目への頌歌／戦争が終わったとき｝
エーファ・シュトリットマター（訳：芳原政弘） ｛核／もしかすると／慰め｝
ハインツ・カーラウ（訳：船越克己） ｛わが森／欠けているもの／うらない｝
ギーゼラ・シュタインエッカート（訳：竹添敦子） ｛私には夫《つま》がいる／Ｉ・Ｋ／私が好きな男の｝
ウーヴェ・グレスマン（訳：一条正雄） ｛春の使者に／清新な春／版画｝
ライナー・クンツェ（訳：佐々木滋） ｛日誌 一九七五／旅あとの謝罪／客の自動車で宇宙旅行｝
ライナー・キルシュ（訳：八木浩、船越克己） ｛乞食の歌／宮廷学者の歌／ドライブ｝
ヴルフ・キルステン（訳：芳原政弘） ｛老いた農夫との出会い／夕べの歩み／伝説｝
ハインツ・チェヒョフスキー（訳：宇佐美幸彦） ｛ときどき二月に／温暖地帯／食餌療法｝
ザラ・キルシュ（訳：大澤慶子） ｛白い三色菫の咲く頃に／リーリヤの伝説／村｝
カール・ミッケル（南守夫） ｛平和祭／モテクは言う／新高層住宅｝
ヴォルフ・ビーアマン（訳：南守夫） ｛古参同志に／老コムニスト、ハンブルクのモイメおばあちゃんの大きな祈り／『ドイツ。冬物語』第十章｝
ギーゼラ・クラフト（訳：竹添敦子） ｛エルデナのトリプティーク／不在 もしくはある空想上の動物の発生に関する記録／共に｝
ディーター・ムッケ（訳：船越克己） ｛夏の雨／歌／雪だるまはおしまい｝
エルケ・エルプ（訳：佐々木滋） ｛強制収容所島と死の島からの生還／何百年も暮らす詩人たち／掛けられた羊毛《コート》｝
キト・ロレンツ（訳：森川進一郎） ｛諸言／葉っぱ／ゾルブのレコード 一九三八年｝
ペーター・ゴッセ（大澤慶子） ｛あたりまえのこと／夕暮れにＧ・Ｈとともに／一九六四年大晦日の棚卸し｝
フォルカー・ブラウン（訳：浅岡泰子） ｛平和／風景画ドレスデン／ブレーキのかかった生活｝
ハーラルト・ゲルラッハ（訳：船越克己） ｛時刻表／間氷期／立ち飲みのビアホール｝
ヴォルフガング・ヒルビッヒ（訳：一条正雄） ｛風車小屋と水車小屋／お願いだ／リンゴの想い出｝
クリスティアーネ・グロス（訳：大澤慶子） ｛聖アントニウス病院にて／向かいあって／分配の詩｝
ベルルント＝ディーター・ヒューゲ（訳：宇佐美幸彦） ｛シトロエン―バラール広場付近／ぼくの詩は／だからぼくは｝
リヒャルト・ピートラス（訳：竹添敦子） ｛撤退時の銭湯／編集屋／被後見人について｝
ミヒャエル・ヴュステフェルト（訳：市川明） ｛消えた希望／僕のそばの君たちよ／瞬時の親しみ｝
ルッツ・ラテノウ（訳：市川明） ｛二〇八四年／Ｐ／イカルスの末裔｝
シュテファン・デーリング（訳：宇佐美幸彦） ｛灰色／詩は詩の書き直しだ／意味を避けてくどくどしゃべるな｝
ガブリエーレ・エッカート（訳：竹添敦子） ｛十月／あなた、私が今住んでいるのはここ／私が二重に送ってきた生活｝
トーマス・ベーノ（訳：伊東勉） ｛綱わたり／魔王の浮遊庭園／もうひとつの部屋では｝
ハンス＝エッカルト・ヴェンツェル（訳：宇佐美幸彦） ｛自画像 一九八一年／これは詩ではない／シュムゲロー悲歌 �犬�ら｝
ベルト・バーベンフス＝ゴーレク（訳：宇佐美幸彦） ｛あらゆる時計は時限信管だ／ぼくはまさになろうとしている／言葉の飛行｝
ウーヴェ・コルベ（訳：市川明） ｛幾度か／入生／ひび割れのある家｝
シュテフェン・メンシング（訳：市川明） ｛友に捧げる歌／ローザ・Ｌとの夢の遠足／ワールド タイム テーブル｝
東ドイツの詩―概説―（船越克己）
前半期の東ドイツの文学（芳原政弘）
東ドイツ政治詩の光と影―ブレヒト、ビーアマン、ブラウンなど―（南守夫）
八〇年代の新しい特徴―ベルト・パーペンフス＝ゴーレクを中心に―（宇佐美幸彦）
ウーヴェ・コルベとシュテフェン・メンシング―東ドイツのい若き詩人たち―（市川明）
あとがき
原題・出典一覧
