旧修辞学 便覧 ロラン・バルト 訳:沢崎浩平 みすず書房

2005年新装版1刷 四六判 P199+索引ほかP20 帯・カバー背少ヤケ カバー少スレ

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人文・社会科学思想・哲学・社会学

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2005年新装版1刷 四六判 P199+索引ほかP20 帯・カバー背少ヤケ カバー少スレ

“「われわれは、本書によって、修辞学の歴史と体系を、類書にはみられない、非常にいきのいい、現代的な視点で学ぶことができるといえよう。バルトが〈旧修辞学〉に関する〈予備作業〉を必要とした理由は、本書の《諸言》、《結語》に当る部分にはっきりと書いてある。いうまでもなく、それは、新しい修辞学、新しいテクストの実践を求めるためであり、その途上で、いわば敵の正体をしっかりと見定めるためである。かつての勢力を失っているとはいえ、今なお〈旧修辞学〉があらゆる言語活動に浸透している以上、その歴史と体系を復習することは、文学等の新しい理解に役立つであろうし(たとえば『S/Z』)、現代の神話批判にも役立つであろう(たとえは『神話作用』)。そして何よりも、新しいエクリチュールの探求に役立つであろう」(訳者)
 ギリシャ・ローマから中世を経て現代におよぶ〈修辞学〉の歴史は、キリスト教と共に、西欧文化を理解せんとする者にとって必要不可欠のものであろう。バルトは本書において、広汎かつ複雑な〈レトリック〉の流れを、彼独自の選択と配列によってあざやかに整理・展望している。新しい修辞学を構想する一方、旧修辞学の精緻な構造をみごとに分析した本書は、刺戟的な〈修辞学入門〉ともなっている。”(カバー裏紹介文)

目次:
諸言
 {0・1 修辞学の実践/0・2 修辞学の帝国/0・3 旅と綱目}

A 旅
 A・1 修辞学の誕生 {A・1・1 修辞学と所有権/A・1・2 大連辞論/A・1・3 偽装した言葉}
 A・2 ゴルギアス、または、文学としての散文 {A・2・1 散文のコード化/A・2・2 elocutioの登場}
 A・3 プラトン {A・3・1 二つの修辞学/A・3・2 エロス化された修辞学/A・3・3 分割、標識}
 A・4 アリストテレス修辞学 {A・4・1 「修辞学」と「詩学」/A・4・2 アリストテレスの『修辞学』/A・4・3 真実らしいこと/A・4・4 キケロの『修辞学』/A・4・5 キケロ修辞学/A・4・6 クィンティリアヌスの著作/A・4・7 修辞学の教育課程/A・4・8 書くこと/A・4・9 普遍化された修辞学}
 A・5 新修辞学 {A・5・1 文芸美学/A・5・2 declamatio ekphrasis/A・5・3 アッティカ風/アジア風}
 A・6 三自由学科 {A・6・1 教育の闘技的構造/A・6・2 書かれたもの/A・6・3 「七自由学科」/A・6・4 「三自由学科」の通時的な変動}/Rhetorica/A・6・5 補完物としてのRhetorica/A・6・6 説教、dictaman、詩法/Grammatica/A・6・7 ドナトゥスとプリキスキアヌス/A・6・8 Modistae/Logica(または、Dialectica)/A・6・9 StudiumとSacerdotium/A・6・10 disputatio/A・6・11 disputatioの神経症的意味/A・6・12 「三自由学科」の再構造化}
 A・7 修辞学の死 {A・7・1 アリストテレスの三度目の移入、「詩学」/A・7・2 勝利と衰弱//A・7・3 イエズス会の修辞学教育//A・7・4 概論と教科書//A・7・5 「修辞学」の最期}

B 綱目
 B・0・1 分類の必要性/分類の出発点/分類の賭金、プランの位置/修辞機械/techne rhetorikeの五つの部分}
 B・1 INVENTO {B・1・1 発見であって、発明ではない/B・1・2論破する|感動させる/B・1・3 技術内の証拠と技術外の証拠/B・1・4 techne外の証拠/B・1・5 atechnoiの意味/B・1・6 techne内の証拠/B・1・7 exemplum/B・1・8 模範的形象、imago/B・1・9 argumenta/B・1・10 エンテューメーマ/B・1・11 エンテューメーマの変貌/B・1・12 エンテューメーマの楽しみ/B・1・13 エンテューメーマの前提/B・1・14 tekneriom、確かな指標/B・1・15 eikos,真実らしいこと/B・1・16 semeion,しるし/B・1・17 エンテューメーマの実践/B・1・18 場所、topos,locus/B・1・19 「トピカ」、方法/B・1・20 「トピカ」、格子/B・1・21 「トピカ」、貯蔵庫/B・1・22 いくつかの「トピカ」/B・1・23 共通の場所《トポス》/B・1・24 特殊な場所《トポス》/B・1・25 措定と仮定、causa/B・1・26 status, causae/B・1・27 主観的、あるいは、心的証拠/B・1・28 ethe、性格、調子/B・1・29 pathe,調子/B・1・30 semina, probationum}
 B・2 DISPOSTIO {B・2・1 egressio/B・2・2 四つの部分の範列的な構造/B・2・3 始めと終り/B・2・4 序詞/B・2・5 序論/B・2・6 結論/B・2・7 narratio/B・2・8 ordo naturalis | ordo artificialis/B・2・9 描写/B・2・10 confiratio/B・2・11 弁論の別の切り分け}
 B・3 ELOCUTIO {B・3・1 elocutioの発展/B・3・2 綱目/B・3・3 《色彩》/B・3・4 分類熱/B・3・5 装飾の分類/B・3・6 いくつかの文彩の復習/B・3・7 「本来の意義」と「文彩的な意義」/B・3・8 文彩の機能と起源/B・3・9 ヴィコと詩/B・3・10 情念の言語活動/B・3・11 compositio}
結語

原注
訳注
訳者あとがき
書誌

付録供 崕ぜ学」の本
付録機 崕ぜ学」年譜
索引
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