平成18年11版　Ａ５横長判　P173　カバー背ヤケ

“人がいちどは辿る死後の世界―地獄極楽。むかしから世界中の人々が想像したあの世は国や民族により千差万別。卓抜な想像力と描写力でえがくあの世の物語。”（宣伝紹介文）

目次：
翼を持つ神エナング―マレーシア／精霊をコントロールする呪術師―マレーシア／あの世の宝樹マピック―マレーシア／死の町の王―フィリピン／天使ガブリエルの導き―インドネシア・スマトラ島／死体をさらう三つの悪霊―インドネシア・スマトラ島／あの世の橋の番人―インドネシア・ニアス島／闇の森の国―ハワイ諸島／海底の下界ポー―ニュージーランド／オレンジで遊ぶ霊魂たち―ニューカレドニア島北部ベレプ諸島／骸骨の夜踊り―メラネシアの小島／祝福の国の若がえりの湖―フォツナ諸島／空飛ぶカヌー―サンクリストヴァル島／戦士の渡る蛇身の橋―パプアニューギニア（1）／婦女を誘惑する神―パプアニューギニア（2）／鼻の穴を調べる死霊―フロリダ島／男女が住み分ける死者の村―オーストラリア／呪術殺人者探し―オーストラリア／マヌ法典の国―インド（1）／輪廻からの解放を求めて―インド（2）／往生の心得―『死者の書』（1）／執着からの離脱―『死者の書』（2）／中陰の旅の始まり―『死者の書』（3）／忿怒の神々の試練―『死者の書』（4）／この世への帰還―『死者の書』（5）／崑崙山への昇仙―中国／魂の調査官・城隍神―中国／冥界の王都・羅鄷（1）／冥界の王都・羅鄷（2）／亡者のマーケット・鬼郷―中国／泰山の統治者・東獄大帝―中国／悪霊の世と先祖の国―朝鮮（1）／あの世の場所―朝鮮（2）／六道絵の世界―日本「往生要集」（1）／仏教の根本戒律・五戒―日本「往生要集」（2）／三途の川―日本「往生要集」（3）／裁きの日々―日本「往生要集」（4）／八大地獄の光景（1）―日本「往生要集」（5）／八大地獄の光景（2）―日本「往生要集」（6）／八大地獄の光景（3）―日本「往生要集」（7）／餓鬼・畜生・修羅―日本「往生要集」（8）／阿弥陀の浄土―日本「往生要集」（9）／決死の渡海―日本の補陀落浄土／不死の国からの来訪神―日本の常世国／神とエリートたちの国―日本の高天原／イザナミの住む国―日本の黄泉の国（1）／死の国ありか―日本の黄泉の国（2）／先祖の住む世界―日本の根の国／酋長の交易―アイヌの「あの世」（1）／死者たちの住む村―アイヌの「あの世」（2）／あの世からの帰還―アイヌの「あの世」（3）／信賞必罰の旅路―ゾロアスター教／最後の審判―イスラム教（1）／不信者たちへの断罪―イスラム教（2）／墓の町訪問―エジプト『死者の書』（1）／影と魂―エジプト『死者の書』（2）／ミイラ作り―エジプト『死者の書』（3）／太陽神ラーの楽園―エジプト『死者の書』（4）／天空船による旅行―エジプト『死者の書』（5）／毒蛇が守る地下の国―エジプト『死者の書』（6）／地下の国からの脱出―エジプト『死者の書』（7）／オシリスの法廷―エジプト『死者の書』（8）／類似するあの世とこの世―アフリカ／飢えのない神の国―アフリカ・ピグミー族／岩山を通って下界へ―エスキモー／狩猟の楽園―アメリカインディアン／投げ槍を持って死の国へ―メキシコ／画家の描いたあの世のイメージ―ハイチ／悪霊との闘い―古代バビロニア（1）／「日没の丘」伝説―古代バビロニア（2）／ミルタの森の別れ道―古代ローマ／地獄旅行への出発―ダンテの『神曲』（1）／地獄の河の渡し守―ダンテの『神曲』（2）／地上に最も近い辺獄―ダンテの『神曲』（3）／地獄の審判者ミノス王―ダンテの『神曲』（4）／怪獣チェルベロ―ダンテの『神曲』（5）／けちと無駄使いの住む地獄―ダンテの『神曲』（6）／忿怒の沼と熱地獄―ダンテの『神曲』（7）／暴力の罪―ダンテの『神曲』（8）／うそつきへの罰―ダンテの『神曲』（9）／強盗と謀略家の罰―ダンテの『神曲』（10）／背信者を罰する地獄の帝王―ダンテの『神曲』（11）／恋人ベアトリーチェとの昇天（12）

おわりに
参考文献

同シリーズの他の巻もぜひご覧くださいませ。
→『妖怪事典』
→『続・妖怪事典』
→『世界妖怪事典』
→『続・世界妖怪事典』
→『中国妖怪事典』