昭和39年初版　Ａ５判　ソフトカバー　P41　全体に経年によるヤケ、時代シミ　カバースレ

“本書はアメリカ在スエデンボルグ財団発行の標準版Ｊ・Ｆ・ポッツ牧師の英訳によるThe Four Doctrines（四つの教義）中のDoctorine of The New Jerusalem Cocerning Faith（信仰についての新しいエルサレムの教義）の翻訳である。他にロッチ版のものをも参照してその訳を採ったところもある。原著はDoctrina Novae Hierosolymae de Fide（信仰についての新しいエルサレムの教義）と題され、一七六二年、著者が七四才の頃アムステルダムで出版されていたものである。”（訳者序より）

目次：
訳者序　附記、信仰についての一考察

一　信仰とは真理を内的に承認することである
二　信仰という真理の内なる承認は仁慈にいる者たち以外の者のもとには存在しない
三　真理と善との知識はその人間が仁慈の中にいないうちは真の信仰の内容とはならず、仁慈の信仰を形作る上の材料が入った倉庫である
四　基督教信仰の普辺的な概念〔考え〕または形
五　現今の信仰の普辺的な概念〔考え〕または形
六　仁慈から分離した信仰の性質
七　聖言では仁慈から分離した信仰にいる者らはペリシテ人による表象されている
八　仁慈から分離した信仰にいる者らは黙示録の竜により意味されている
九　仁慈から分離した信仰にいる者らはダニエル書とマタイ伝の『山羊』により意味されている
一〇　仁慈から分離した信仰は教会と教会にぞくした物をすべて破壊する