1993年初版　Ａ５判　P414　函僅スレ

昭和44年に刊行された『日本ミイラの研究』の第二冊として位置づけられる本書では、日本および中国の、思想・信仰を背景としたミイラの研究を中心に収録する。

目次：
はじめに―ミイラ研究の経過と課題（桜井清彦）

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日本の入定ミイラの研究―死後観変遷小史（松本昭）
阿字観入定の実例―阿月秀快の入定調査報告（松本昭、荒木計子、柴沼圭子）
阿月秀快上人の遺骨について（森本岩太郎、平田和明）

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中国の入定ミイラの研究（松本昭）
南華寺の“六祖慧能の真身”考―唐代の特異絶妙な国宝の像について（徐恒彬　訳：田熊信之）
六祖慧能の首（森本岩太郎）
雙磎寺の六祖頂相塔（荒木計子）
肉身像及遺灰像の研究（小杉一雄）

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近世樺太史とアイヌ民族の葬制―いわゆる「ミイラ」問題を中心に（海保嶺夫）
アリュート民族のミイラ風習―樺太アイヌのミイラと比較して（スチュアート・ヘンリ）
セント・ローレンス島発見の凍結ミイラ（スチュアート・ヘンリ）
イバロイ族のミイラ（森本岩太郎）

あとがき
英文概要
英文目次