2005年初版 A5判 P360 函背および端ヤケ、少汚れ

2005年初版 A5判 P360 函背および端ヤケ、少汚れ
“村落内身分とは、「村落集団によりおのおの独自に認定・保証され、一義的にはその村落内で通用し、村落財政により支えられた身分体系」のことである。”(序章より)
中世から近世にかけて、「宮座」の組織を基盤として形成された村落内身分の研究。
また、宮座による祭祀の中核をなし、そのアイデンティティの核心でもある村落の開創神話についても考察する。
目次:
序章 本書の目的
第一章 百姓身分と村落内身分
はじめに
第一節 百姓身分の特質 {1 百姓の身分標識/2 百姓の身分課役}
第二節 百姓身分の変質 {1 百姓身分の弛緩・空洞化/2 百姓身分弛緩・空洞化の背景}
おわりに
第二章 名主頭役身分
はじめに
第一節 名主頭役身分の形成とその特質 {1 中国地方における中世前期の惣荘/2 名主座の成立/3 村落内身分としての名主頭役身分/4 名主頭役身分の家格への変質}
第二節 美作国弓削荘における名主頭役身分 {1 名の変質と名主座の形成/2 名主座の重層構造―惣荘宮座と村落宮座/3 名主座と神主・社家―名主頭役身分と地域社会/4 名主座の変質―名主頭役身分と家格制}
おわりに
第三章 家格制宮座の形成とその背景
はじめに
第一節 �畆\�功身分から家格制宮座へ―近江国今堀郷 {1 中近世移行期における村落財政/2 村落財政の変化/3 宮座の変質}
第二節 家格制宮座形成の背景―丹波国山国荘 {1 家格制形成の時期/2 名主由緒書と家格制/3 家格制形成の歴史的背景}
おわりに
第四章 家格制宮座と近世村落
はじめに
第一節 服部神楽講の現況と文書の伝来
第二節 宮座の変質―結衆から長男衆へ {1 結衆(十四〜十六世紀)/2 長男衆(十七・十八世紀)/3 変質の意義}
第三節 宮座の再編―長男衆から神楽講へ {1 長男衆十二人体制(十八世紀後期)/2 神楽講への転換(十九世紀)}
おわりに
第五章 村落神話
はじめに
第一節 村落神話の形成とその意義 {1 中世村落と村落神話/2 中世村落祭祀の神話性/3 村落神話の特質}
第二節 能登国舳倉島の村落神話と草分伝承 {1 舳倉島の村落神話/2 中世神話と村落神話/3 村落神話と村落祭祀/4 村落神話と近世村落の草分伝承・由緒}
おわりに
付論 近江国仰木荘における村落神話の重層性について
終章 村落内身分と村落構造・村落類型
あとがき
索引
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歴史科学叢書 村落内身分と村落神話 薗部寿樹 校倉書房
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