1995年初版 A5判 P420+索引ほかP26 帯背ヤケ大、端少イタミ カバー僅ヤケ、上部僅イタミ
1995年初版 A5判 P420+索引ほかP26 帯背ヤケ大、端少イタミ カバー僅ヤケ、上部僅イタミ
“ヴェルヌにフランス帝国主義の文化を読む
『八十日間世界一周』『十五少年漂流記』などで知られるジュール・ヴェルヌの世界。ヒューマニストのヴェルヌが、「文明化の使命」に燃え、植民地の人々に向けた眼差しの心性となった帝国意識の枠組を解く。”(帯文)
目次:
はじめに ヴェルヌ世界の光と闇
第一部 植民地大国再建の衝動
第一章 貧しき人びとの夢 {1 ヴェルヌと社会帝国主義/2 豊かな入植者}
第二章 ひるがえる国旗 {1 植民地帝国愛国主義/2 反ドイツ愛国主義/3 反イギリス愛国主義}
第二部 フランス植民地帝国誌
第一章 表象のなかの他者 野蛮の発見 {1 伝統的アフリカ黒人観/2 一九世紀「科学的」アフリカ黒人観/3 西洋社会のアフリカ出身黒人/4 イスラーム アラブ人・ベルベル人・トルコ人/アジア 中国人とインド人/6 「善き野蛮人」と「野卑な野蛮人」南太平洋島民とアメリカインディアン
第二章 自意識としてのフランス人 {1 西洋人のなかのフランス人 ガロ=ロマン/2 高貴なるアーリヤ人種として 反セム主義}
第三部 文明化の使命
第一章 「文明化の使命」論の三バージョン {1 文明のトリニティ 穏健共和主義・カトリシスム・物質文明/2 ヴェルヌ 穏健共和主義とカトリシスムの顔/3 ヴェルヌと物質文明 信頼と不信のはざま}
第二章 「文明」の表象 {1 カトリシスムの普及/2 「フランス革命理念」の普及/3 物質文明の普及}
第三章 負の植民地支配を前にして {1 許されざる植民地支配方式 「文明化の使命」型の対局/2 先住民の武力抵抗に直面して 非フランス植民地/3 先住民の抵抗と消滅に直面して フランス植民地/おわりに 日本人としてヴェルヌを読む}
注
主要小説のあらすじ
人名・地名・事項索引/小説索引/ジュール・ヴェルヌ全小説一覧/主要文献/図版出典リスト
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文明の帝国 ジュール・ヴェルヌとフランス帝国主義文化 杉本淑彦 山川出版社
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