1973年初版　四六判　P321　函天シミ汚れ

目次：
一　民俗学より見た日本文化

二　民衆と文化
　｛1　民衆の底力／2　武士と百姓／3　地域社会の意識／4　民衆と文化／5　共通の意識／6　道と旅／7　古さと新しさ／8　仲間意識-共同体／9　自己の限界性／10　民衆の国｝

三　庶民の世界
　｛1　庶民のエネルギー／2　零細民の発展力／3　放浪者／4　女と伝承／5　私墾田／6　敗残者｝

四　村共同体
　｛1　環境の認識　（1）郷土　（2）環境の認識　（3）その方法　（4）与えられた環境／2　共同体　（1）共同体の発現　（2）共同体の発展　（3）共同体の基盤　（4）生活圏の拡大　（5）社会集団の発展　（6）村落のシンボル／3　共同生活の内容　（1）生産における共同の必要　（2）公と私と　（3）共同事業　（4）交際　（5）同族の構成　（6）家の位置　（7）新しい世とそれへの順応／4　個人の発見　（1）生産能力　（2）夫婦生活の神聖　（3）食物・衣服の個人化と私有財産と　（4）社会の拡大と自我の確立と／5　調査方法　（1）文化科学　（2）民俗学の発達　（3）調査の方法　（4）学問と教育と｝

五　過疎とへき地教育

付一　身辺の中にある歴史
　｛1　身のまわりのこと／2　民話の意義／3　真宗と習俗／4　府中市の中の村／5　東北の農村／6　都会の因習／7　ほろびゆくものの保存｝

付二　年中行事その他
　｛1　暦あれこれ／2　年迎え行事のいろいろ／3　七草のはなし／4　節句とヒナ／5　端午の節句／6　雨乞／7　七五三／8　信仰から鑑賞へ／9　日本人の時間観念／10　子どもの遊び方の行方｝