2005年 A5判 P262 カバー少汚れ、背ヤケ、端少イタミ
進化の法則・理論に基づき5000万年後の生物の姿を仮説した『アフターマン―人類滅亡後の地球を支配する動物世界』の著者が続いて挑む、「恐竜が絶滅せずに進化し続けていたら」というシミュレーション。
目次:
序文(デズモンド・モリス)
大量絶滅 恐竜絶滅に関するさまざまな説
恐竜とは何か 陸生爬虫類の進化
新恐竜の系統樹 6500万年前から現代へいたる道
動物地理区 世界の動物分布
生息環境 世界の自然環境 (熱帯雨林―高温多湿のジャングル/草原―開けた平原/砂漠―暑く乾燥した荒れ地/温帯林―四季のある生息環境/亜寒帯林―北の針葉樹林帯/ツンドラ―冷涼たる荒原/水圏―地球をおおう海/気圏―地球を取りまく大気)
新恐竜
エチオピア区 {熱帯雨林―ワスプイーター(ハチクイリュウ)・ツリーホッパー/長草サバンナ―ランク(ノッポリュウ)/短草サバンナ―フラープ/砂漠・半砂漠低木林―サンドル(スナモグリ)・ワーム(クビナガモグリ)/熱帯雨林-沖合の島―メガロサウルス/乾季落葉樹林-沖合の島―ティタノサウルス/海岸線-大洋中の諸島―ミニメガロサウルス/温帯林-大洋中の諸島―ミニティタノサウルス}
旧北区 {落葉樹林・混交林―ゲシュタルト(アリリュウ)・ブリケット・ズウィム/針葉樹林―コニーター(マツカサクイ)・ジンクス(マネシリュウ)/ツンドラ・高山帯―トロンブル(マンモスチョウ)/ホイッフル(ハシリシギ)/ステップ・草原―タランター/砂漠・半砂漠低木林―デリバル}
新北区 {プレーリー・草原―スプリントサウルス・ノースクロー・モノコーン(イッカクリュウ)/ツンドラ・高山帯―バラクラブ(ユキオトコリュウ)・マンテンリーバー/混交林-湿地帯―スプリンジ(シニマネリュウ)・シフト/落葉樹林・混交林―ノーガー(キツツキリュウ)・ツリーバウンス(ヒョウモンリュウ)・フットル}
新熱帯区 {熱帯雨林-林床部―バンガルーン(センザンリュウ)/熱帯雨林-沼地―ウォーターガルプ(ジュゴンリュウ)/熱帯雨林-上層部―ギンプ(ミツスイリュウ)/スケイリーグライダー(ウロコバネ)/草原-パンパ―タートサウルス(コウラリュウ)・ランパー(ゾウリュウ)・カトラスツース(ヤイバリュウ)・グルマン}
東洋区 {サバンナ-平原―ラジャファント(オウサマリュウ)/荒地-山脈―ハヌハン・タディ/熱帯雨林-山脈―ナムスカル(イシアタマリュウ)/熱帯雨林―ツリーワーム(ヘビクイリュウ)・フラリット/混交林―パラソ・グラブ}
オーストラリア区 {サバンナ疎林-湖―クリブラム/サバンナ疎林-川―パウチ/砂漠・半砂漠低木林―グワナ・ディンガム/熱帯雨林―クラックビーク/温帯林―タブ/温帯林-沖合の島―クルーン/短草サバンナ-沖合の島―ワンドル/熱帯雨林-大洋島の海岸部―ココナッツグラブ(ヤシダコ)・ショアランナー}
海洋 {海岸―ソア・プランジャー/温帯の海洋―ホワルク(クジラリュウ)・バードスナッチャー/外洋―ペロラス・クラーケン}
結び
あとがき―文学のなかの恐竜
巻末に索引、参考図書を収録