
1992年 A5判 P193+あとがき・初出一覧 帯およびカバー少スレ、少イタミ、下端濡れ跡 カバー裏側端ヤケ大
“死体性愛症からサディズム・マゾキズムまで。
〈至高の性的呪物崇拝《フェティッシュ》〉と〈全面的怪異性《モンストリュオジテ》〉を欲望する夥しい背徳のイコノロジーをあまねく跋渉した、エロスとタナトスの写真誌。”(帯文)
目次:
序論 開かれたフェティシズムへ
開かれたフェティシズムへ
I 闇の想像力
畸型者《フリークス》たちのコスモロジー ●ジョエル・ピーター・ウィトキン/ランデル・リーヴェンソン
医学写真の神秘と狂気 ●出産写真/『カラーアトラス・人体』
「見る」という欲望 ●死に至る写真
異人としての黒人 ●黒人のイメージ
妖精たちのエロス ●「アトリエ・マナッセ」/アーウィン・オラフ
少女採集者《コレクター》の孤独 ●荒木経惟
絶対少女を求めて ●ルイス・キャロル/荒木経惟
II オールド・ファッションド・エロティカ
ビロードの肌に魅せられて ●リチャード・マーキン編『ヴェルヴェット・エデン』
肉のための教育 ●セルジュ・ナザリエフ編『残酷な奥方たちの遊戯』
箱の中の小さな世界 ●セルジュ・ナザリエフ編『写真のなかの性行為』
フェティシズムの暗い力 ●ジョエル・ピーター・ウィトキン編『医学写真の傑作』
ストリップティーズの空虚
愛の機械、あるいは二人の女 ●『女友達 ―いつくしみの図像』
メイル・ヌードというオブジェ
III 異端の写真家たち
“死せる自然《ナトゥーラ・モルタ》”の眺め ●ロバート・メイプルソープ
死体性愛症《ネクロフィリア》の感覚 ●ハンス・ベルメール
蠟人形のエロティシズム ●ポール・アウターブリッジ・ジュニア
病者へのオマージュ ●ヘルムート・ニュートン
洗練された趣味の悪さ ●イリナ・イオネスコ
肉体を包みこむ水 ●大塚勉
悪意の錬銀術 ●服部冬樹
聖なる悪趣味 ●リシャール・セルフ
部分、あるいは視線の王国 ●マルク・アタリ
インテリアとしての身体 ●カルロ・モリノ
視線のユートピア? ●ジャン=フランソワ・ジョンベル
IV サイボーグ・エロティシズム
肉塊の恐怖と魅惑 ●『肉体の栄光と悲惨』
刺青のミクロコスモス ●クリス・ロブレウスキー
ボンデージの幻想 ●ジョン・ウィリー
機械じかけの欲望 ●アービング・クロウ
鎖とリングの美学 ●クロード・アレクサンドル
皮膚の上の戦争 ●ボブ・カルロス・クラーク
ラバー・ツアー ●シンジ・ヤマザキ&ユミ・ヤマザキ(AZZLO)
性を超越する欲望 ●アンドレ・ベルグ
反自然としての身体
あとがき
初出一覧