
昭和62年 四六判 P329 本体天地小口時代シミ
装幀:山高登
目次:
【詩集 野】
飯を食ふ音/つるみとんぼ/電信工夫/地球よ廻転を止めろ/ふらふらと/小便袋/失業者の夕暮/犬ころ/ふるさと/かかあ/秋/その女は/泣け泣け赤ん坊/乳では駄目だ/腰巻/赤蜻蛉/妙な墓参/をなご/こげた飯/雀よ言ふな/薯糞/平蔵の詩/夜道を三里/一本の添木につかまつて/おしのを呑んだ神戸/裸で/土の中から/俺等のたべるオマンマ/牝牛/馬のゐない厩/夫婦泣き泣き鬼ごつこ/雨のもる音/山の昼食/ハラノヘツタモノニ飯ヲタベサセ/牡牛の小便/初卵/男の子と女の子/夜刈り/白壁/積つた憤怒/おこよをばさん/月夜の時雨/牛のゐない牛屋/地球たたいて日がくれた/おぢいさんとおばあさん
跋
【詩集 メクラとチンバ】
大根/大根/二十八の春/一月一日/一月三日/二月二十八日/美しき不覚/秋/秋/その下で/話/ある風景/からたちの垣根/赤い着物を着た親子/裏長屋の秋晴/妻と夫との会話/蝶蝶/メクラとチンバ/山/おしのの腰巻/月夜の橋上から/神戸のマッチ工場から帰つたおしの/秋/新吉ところの牡牛/たうもろこしのひげ/時雨/風呂水/田圃の畔で/オカアの血のにじんだ餅/牛屋/冬眠してゐた蛙/蛙の詩/蟬の詩/蚯蚓の詩/意志/松虫の詩/かかあと奥さん/夕ぐれの町から帰る子供/鞦韆/分の悪い交換/遠景/青草の上で/桃郎/マッチを忘れてゐた/平気な顔/道を教へてくれた人/杉山の松/夕月/池袋で/手と手/柚子
後記
【木山捷平詩集】
蓼の花/かたつむり/雨あがりの朝/坂道で/雨/自動体量器/午後の一時/のんきもののK/そばの花/釣/冬の魚/せきれい/ポプラの梢/月経/家/白いシャツ/ちぎれ雲/新秋/二位のはま/涙/三月の花/夕餉の支度/琉球庵/秋/昼の夢/蚊遣火/母/途上/うめもどきの日/燕の唄/松の木/死に場所/五十年/辛抱/空洞/妻浦のあかり/暗渠/隅田川/旅吟/無名画家の火葬/風船ひげ/石の音
あとがき
【未発表詩篇】
風の子/おしの/花/都の憂愁/少女花/あひびき/たより/田鶴山/市ヶ谷監獄共葬墓地/但馬にて/故郷の小川/とんぼ/落葉を焼く煙/若くて死んだ人/幸福な日/なんばんきび/人生/大地変/れんげ畠にて/小鳥の死/佗しい散歩/木枯の音/子供達よ/晩方/手紙/すてんしよ/下駄の音/割引電車/風の心/墓地の散歩/別れ路/あぢさゐ/退屈な人生/くしやみ/あんまの金さん/阿呆の伝やん/秋空/銀座の秋虫/女学生/人間/めざめ/返り花/明方/清貧居/いもうと/素足/すさび/郭公よ/月の出潮/ほたる/秋/冬/屑/友の秋/小景/かすかな波の音/朝景色/冬/船場川/さあいそげ/炎天下のに/百姓の子/町で買ったあぶらげ/七五郎の詩/弟へ送る/スカンピン/朝/月夜/竹の葉音/手と手/浅草のバーの女の話/春/六月の山/野茨/海/襖/何を/旅/さつまいもの花/広告気球/みぞれの話/火の色/三月二十日/こぶしの花/猿/春/新緑/萩/城崎/出石/やもめの歌/早春/深夜/古城跡/二月二十八日/ピアノ/少しの間/月と日蝕/地球/林檎/コーヒーとマツチ/麦飯/看板/ドロップ/夕がほ/初夏/誕生の日/愁傷/十三夜/古都にて/たより/ かな/\蟬 /ふるさと/ふるさと/密葬の晨/猫/車窓/象仲山公園/カルボチイ/関釜連絡船/玄海灘/朝鮮乙女/妻/死/お地蔵さんの詩/よその奥さん/たんぽぽの花/晩春/オホーツク海の鳥
【短歌・俳句】
短歌/俳句
写真解説
あとがき