
平成17年 A5判 P352 表紙少スレ、端僅イタミ、背少ヤケ
目次:
【巻頭グラビア 霊なる日本 Ghostly Japan Part.2】
綺堂の東京、幽霊坂逍遥(写真:MOTOKO)
【怪談小説】
丘の向こう(綾辻行人)
旧耳袋(京極夏彦)
鬼談草紙(小野不由美)
長い旅のはじまり(山白朝子)
【怪談実話】
怪談ハンター(木原浩勝)
やじきた怪談旅日記(中山市朗、北野誠)
続・怪を訊く日々(福澤徹三)
顳顬草紙 ―すべての恐怖は顳顬の間に(平山夢明)
日本の幽霊事件(小池壮彦)
記憶/異変(高原英理)
怪談徒然日記(加門七海)
山の霊異記(安曇潤平)
英国幽霊案内(ピーター・アンダーウッド 訳:南條竹則)
【怪談漫画】
魂魄(花輪和一)
紅い蝶(高橋葉介)
背中の児(五十嵐大介)
呼んでる?(中山昌亮)
伊藤三巳華の憑々草(伊藤三巳華)
あなたが怪(大田垣晴子)
【連載 語りおろし怪談】
楳図かずおの怖いはなし(楳図かずお)
【怪談研究】
怪談考古学《アルケオロジー》(東アジア恠異学会)
【第一特集 岡本綺堂】
綺堂/怪談/坂めぐり ―青蛙堂の幻影を求めて
加門七海インタビュー 『江戸明治東京重ね地図』から浮上する綺堂怪談の原郷
鈴木理生インタビュー 江戸東京の深層に怪異を探る ―綺堂怪談の原風景と現在《いま》
「上床」に文体の秘密を探る
綺堂怪談入門のための必読書ガイド
画工と幽霊 ―「西洋妖怪実譚」より(岡本綺堂)
お住の霊 ―「妖怪談」より(岡本綺堂)
【第二特集 相互競作『幽』イベントの怪談集 『幽』の怪談2004】
木原浩勝の話 →化野燐が書く
中山市朗の話 →唐沢俊一が書く
唐沢俊一の話 →京極夏彦が書く
山田誠二の話 →高原英理が書く
高原英理の話 →高原英理が書く
佐藤弓生の朗読 →辻征夫の詩篇
加門七海の話 →中山市朗が書く
MOTOKOの話 →木原浩勝が書く
南條竹則の話 →加門七海が書く
化野燐の話 →南條竹則が書く
福澤徹三の話 →平山夢明が書く
平山夢明の話 →福澤徹三が書く
【対談/インタビュー/エッセイ】
作家が語る『私の怪談入門』(有栖川有栖、恩田陸、松浦寿輝)
対談 第二回ゲスト 稲川淳二(加門七海)
漫画についての怪談《アヤシイハナシ》(唐沢俊一)
怪談文学史逍遙(東雅夫)
怪談映画を読む(山田誠二)
板谷菊男の晩年 ―板谷洋子さんに開く(東雅夫)
スポットライトは焼酎火 第二回(一柳廣孝)
短歌百物語(佐藤弓生)
【作家探訪】
怪談の大切さを叔父が教えてくれました(高橋克彦)
高橋克彦の選ぶ怪談名作再録 「幽霊を見る 人を見る」(長谷川伸)
【コラム】
bk1怪談大賞、決定
最恐怪談2004結果発表
【怪談 ブックレビュー】
東雲騎人『幻月楼奇譚』
朝宮運河『異界の扉』
片岡美華『妖怪・妖精譚』
〃 『花月夜綺譚』
中島晶也『ゴシックハート』
矢吹武『石原豪人』
杉江松恋『水辺の怪談2』
〃 『夜は満ちる』
星『新耳袋』
化野燐『稀人』
【日本の古き神々を訪ねて】
浅間大社/日吉大社