葬送墓制研究集成 全5巻揃 名著出版

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●第一巻 葬法(編:土井卓治、佐藤米司)●昭和54年 P431 帯破れ補修、少イタミ 函ヤケ、汚れ 本体ビニールカバー付


“葬法を通して見た霊魂観・他界観
葬法は死体処理の方法で、古来、土火水林の四葬、土火水野林の五葬などといわれ、時代により地域により、多彩な葬送習俗が形成された。本書は、その歴史的過程の解明や原始葬法を追究した学問的成果のうち、珠玉ともいうべき著名な論考を集成し、葬墓に関与した人々の歴史も取上げ、今後の研究の発展のための基盤を構成することを念願とした。火水風葬・改葬洗骨・特殊葬法・各地の事例他”(帯文)

目次:
はしがき(土井卓治)
総論(土井卓治、佐藤米司)

【序章】
葬法の種類(井之口章次)
葬制の問題に寄せて ―考古学と民俗学との間―(柴田実)
摂州三味聖の研究 ―特に千日墓所三味聖を中心として―(上別府茂)
 {一 序/二 千日墓所の概観/三 千日墓所三味聖の系統と組織/四 三味聖と行基伝承/五 東大寺竜松院と阿弥号/六 結論}

【第一篇 火葬・水葬】
日本に於ける火葬始源の問題(浅田芳朗)
我国に於ける火葬の民間受容について(堀一郎)
流葬を伴う両墓制について ―紀伊日高川を中心に―(野田三郎)
井戸墓のこと(大藤ゆき)

【第二篇 風葬】
風葬に関する問題(土井卓治)
 {一 はじめに/二 採訪した風葬例/三 磨崖仏と磨崖石塔の納骨穴/四 風葬地の地名について}
死体遺棄の風習 ―両墓制成立の問題―(田中久夫)
 {一 序/二 死体遺棄の風習/三 死穢/四 遺体尊重/五 結論}
南島古代の葬制(伊波普猷)
徳之島の岩屋葬(徳富重成)
 {一 はじめに/二 墓地の経緯/三 埋葬と改葬/四 付記/五 まとめ}
死人観(仲松弥秀)
 {一 黄泉比良坂/二 南島の遺風/三 古代人は死人を怖れていない}

【第三篇 改葬・洗骨】
奄美大島の洗骨と風葬(長田須磨)
琉球に於ける洗骨の風習 ―葬制資料として―(金城朝永)
沖縄の洗骨儀礼(名嘉真宜勝)
 {一 洗骨の呼称/ 二 洗骨の時期/三 洗骨の過程/四 遺骨の置場/五 厨子甕・石棺・木棺/六 焼香}
宮古島本島の移葬・洗骨墓制 ―とくにクツヲウッツァス習俗について―(桜井徳太郎)
 {一 問題点/二 移葬を伴わない洗骨/三 移葬による洗骨/四 葬墓制とその推移/五 まとめと残された}問題
人骨改葬を伴う愛知県渥美町(高木)と旭町(渋谷)の両墓制(伊東宏)
改葬を伴う両墓制(最上孝敬)

【第四篇 特殊葬法】
木地師の葬法(柳田国男)
鎌の柄に関する禁忌 ―胎児分離の古習ノート―(桂井和雄)
孕婦の発より胎児を引離す事(南方熊楠)
死胎分離埋葬事件 ―妊婦葬送儀礼―(山口弥一郎)
“病人”をムシロで囲い“仏”にする話 ―新潟県岩船郡山北町山熊田―(高岡功)
 {一 みつけた動機/二 “病人”から“仏”になるまで/三 湯灌から出棺まで/四 埋葬から法事まで/五 つけたし}
子墓 ―その葬制に占める位置について―(田中久夫)
埋め墓以前(佐藤米司)
湯殿山系の即身仏(ミイラ)とその背景(堀一郎)

【第五篇 各地の葬法事例】
ハカの設え ―死体埋葬地点の形状種々―新谷尚紀()
青森県野辺地地方の葬制(中市謙三)
神奈川県津久井郡地方の葬制(鈴木重光)
八丈島の葬制・墓制(田中丸勝彦)
徳之島の葬制(松山光秀)

あとがき(佐藤米司)
原文収載一覧
執筆者略歴

●第二巻 葬送儀礼(編:井之口章次)●昭和54年 P395 函少汚れ、背から端にかけてヤケ、時代シミ、角イタミ 本体ビニールカバー付


“日本文化の原質を探る民俗学論集
葬送儀礼は、いうまでもなく死者のためのものであるが、死者本人が直接関与するものではない。死者のために流す涙は、実はその人自身の心を洗い清めるのである。葬送儀礼は生き残った人のためにある。生者の宗教心に問いかける儀礼である。本巻では、数多くの研究業績の中から代表的なものを網羅するように努め、しかも解決ずみの問題よりは、未解決の将来の課題となる方向に重心をおいた。”(帯文)

目次:
はしがき(井之口章次)
総論(井之口章次)
序章
 葬式の概念(井之口章次)
 霊送り(最上孝敬)
 上代葬儀の精神(折口信夫)

【第一篇 モガリ研究の問題点】
古代葬制のモガリについて(土井卓治)
 {一 肉体と霊魂/二 もがりと殯/三 喪屋/四 古代支部の殯との関係/五 井之口氏の説について}
「殯」・(もがり)における民俗学的考察(中田太造)
 {一 序/二 上代における脳について/三 「殯」と「モカリノヤ」と「アラキノミヤ」について/四 『日本霊異記』における「殯」/五 古語としてのモガリ/六 現行葬制習俗にみられる「モガリ」/七 結び}
玉殿考 ―殯宮研究の前提として―(田中久夫)
 {一 序/二 蘇生/三 出家/四 玉殿/五 結論}

「殯」(モガリ)(岩脇紳)
 {一 序論/二 「殯」の期間における生死観/三 上代における「殯」とその骨子/四 殯宮の機能と発生/五 殯宮における死者の役割り/六 死霊の性格と存在について/七 結論}
御通夜について

【第二篇 死の前後の呪術と儀礼】
「安楽死」をめぐる民俗(木村博)
二人使のこと(野口長義)
生と死と食物 ―採集記録の前に―(柳田國男)
耳ふさぎ史料(平山敏治郎)
 耳ふさぎ史料 拾遺
ガンホドキ(杉浦健一)

【第三篇 親族の役割と葬式組の役割】
香奠の今昔(倉田一郎)
不幸音信帳から見た村の生活 ―信州伊那郡朝日村を中心として―(有賀喜左衛門)
穴掘り(佐藤米司)
 {一 名称/二 穴掘り役/三 禁忌/四 穴掘り酒/五 道具/六 ジカイムギ}
傭泣の習俗(浅田芳朗)
 {一 序言/二 研究史的回顧/三 資料と其の整理/四 葬礼と哀泣/五 雉為哭女に関する試攷/六 傭泣習俗の原始的意義/七 傭泣習俗に於ける教養性の発現と其の展開/八 日本に於ける傭泣習俗の系統}
位牌持ち(桜田勝徳)
野がえりの習俗よりみた庶民の死霊視 ―米をかむ習俗についての考察―(井阪康二)
 {一 序/二 野がえりについて/三 生米をかむ例/四 生米をかむ以外の米の使用例/五 むすび}

【第四篇 骨掛けの習俗】
骨掛けの習俗(最上孝敬)
 {一 墓地に菰を吊す習俗/二 菰の中には骨があった/三 その解釈}
わが国の骨掛葬法について ―石川県金沢市北部及び河北郡津幡町を中心として―(上別府茂)
 {一 序/二 骨掛葬法の実態/三 骨掛葬法の遡源/四 結論}
石川県の骨掛け習俗の分布と意義(今村充夫)

【第五篇 愛惜と忘却】
伊豆諸島に展開する死霊祭祀による祖霊化の諸相とその司祭者(坂口一雄)
 {一 前がき/二 利島のニイボトケ/三 新島若郷の三尺トウバ/四 神津島のユミヤとナマボトケ/五 小島のナマミョウジャ/六 八丈島のナマミョウジャ/七 小島のシャリトリ/八 八丈島のトシガミ}
泣別れと食別れ(大間知篤三)
「しょうぶわけ」の事(長岡博男)
無縁仏考(藤井正雄)

原文収載一覧
執筆者略歴

●第三巻 先祖供養(編:武田聴洲)●昭和54年 P421 帯端僅イタミ 函汚れ、背から端にかけてヤケ、時代シミ


“日本仏教受容と先祖供養の諸相
日本仏教は幾多の宗教的天才によって史上様々に開花結実したが、先祖供養という心為は宗派や教団の別を超えて、仏教を広く深くかつ永く社会的に存続させてきた最大の温床であった。先祖供養の多岐な様相のうち、本巻ではその行なわれる場所としての山・寺・家、その儀礼の面から念仏・盆及び無縁仏の項を立て、通じて現行民俗とともに歴史的推移にも目を向け、現在の研究水準を示す。”(帯文)

目次:
はしがき(竹田聴洲)
総論 先祖供養の問題視角(竹田聴洲)

【第一篇 仏教受容と先祖供養】
七世父母攷 ―日本仏教受容と祖先信仰―(竹田聴洲)
葬式と仏事(圭室諦成)
 {一 はしがき/二 歴史的展望/三 庶民の葬祭/四 追善と逆修}
ホトケという言葉について ―日本仏教史の一側面―
 {一 まえがき/二 ホトキ(瓫)とホトケ/三 浮屠とホトケ(有賀喜左衛門)

【第二篇 先祖供養の場所・施設】
《第一章 山上の霊地》
祖霊の祭地 ―ことに山上の祭地について―(最上孝敬)
高野山奥の院納骨の風習の成立過程(田中久夫一)
 {一 序論/二 墳墓祭祀/三 供養の問題/四 阿弥陀聖/五 高野納骨/六 結論}

《第二章 菩提寺》
墳墓堂(日野一郎)
 {一 阿弥陀堂及び法華堂を墳墓堂に/二 堂舎内の遺骨供養/三 堂塔の下に埋葬/四 墳墓堂の経営}
武士の氏寺の研究(奥田真啓)
 {一 氏寺と墓所/二 氏寺と仏像過去帳/三 氏寺成立の基礎/四 信仰の形態/五 信仰の内容}
墓寺と寺墓: ―墓と寺との癒着―(竹田聴洲)
備後・世羅御調のドウサン(赤田光男)

《第三章 家屋敷》
神棚と仏壇(平山敏治郎)
持仏堂の発展と収縮(竹田聴洲)
 {一 緒言/二 有力農民と持仏堂/三 持仏堂とその寺院化/四 仏壇の呼称とその背景/五 結語}
屋敷ボトケについて(伊藤唯真)
詣りの仏の問題(小島瓔禮)
 {一 寺僧以前/二 詣りの仏の分布/三 家の祭の形態/四 毛坊主・田家寺/五 先祖と同族/六 氏寺の成立/七 法事月と家の神}

【第三篇 先祖供養の行事儀礼】
《第一章 念仏》
郷里の念仏(柴田實)
祖先崇拝と葬式念仏(坂本要)
 {一 祖先崇拝と葬送儀礼/二 葬式での念仏講/三 葬式組と念仏講/四 念仏の施行者/五 葬式念仏の和讃/六 まとめ}

《第二章 盆》
盆の先祖祭とナマボトケの問題(平瀬據英)
 {一 カマスオイ/二 ヒキバチカブリ/三 盆と正月の死者/四 容器を被るということ/五 むすび}
盆に来る霊 ―台湾の中元節を手がかりとした比較民俗学的試論―(鈴木満男)
 {一 始めに ―問題はどこにあるか―/二 中元節の時間/三 式次第 ―施餓鬼儀礼の諸側面―/四 餓鬼の性格 ―比較事例の検討―/五 柳田学体系における盆行事の解釈/六 終りに ―祖霊信仰神学と比較民俗学的視点―}
鹿児島の盆の火(小野重朗)

《第三章 祖霊周辺の無縁仏たち》
無縁仏について(最上孝敬)
 {一 盆その他の祭りと無縁仏/二 無縁仏についての若干の考察}
〈法界〉霊とその祭碑(伊藤唯真)
近江の流れ灌頂(佐々木孝正)

あとがき(竹田聴洲)
原文収載一覧
執筆者略歴

●第四巻 墓の習俗(編:最上孝敬)●昭和54年 P425 帯破れ補修 函ヤケ、汚れ、時代シミ ビニールカバー欠

“墓制研究の輝かしい業績を集大成
葬送墓制のことは人生の終末死にひき続くさまざまな所作にかかわるもので、何か陰惨なもののように見られるが、実は人生の仕上げで、人が死を通じて何か聖なるものに転化する過程にかかわるものである。この人生の終着点である墓を一般民衆はどのように考え、それをどのような形で作り、どのように取扱ってきたか。その様な墓制の諸相とその移り替りの姿を、民俗資料によって明かにする。”(帯文)

目次:
はしがき(最上孝敬)
総論 墓の習俗について(最上孝敬)

【第一篇 墓の標識墓上施設】
墓葬礼(井之口章次)
 {一 はじき竹/二 息つき竹/三 枕石/四 石塔以前}
石塔と墓塔(土井卓治)
 {一 ソトバと石塔/三 石塔と石碑/四 石塔造立の理由/五 供養塔としての石塔}
板碑型式と変化の系譜(土井卓治)
 {一 板碑の形式/二 板碑型と石材による変化/三 石塔の頂部の変化/四 額部の変化/五 花燈型ほり凹め/六 古い石塔の特色/七 塔面にみる法名・戒名/八 水平頭頂の出現}

【第二篇 両墓制の問題】
両墓制の問題点(佐藤米司)
 {一 はじめに/二 両墓制の語義/三 両墓制の分布/四 両墓制の発生と成立}
両墓制の問題(原田敏明)
両墓制の問題再論(原田敏明)
葬送 ―改葬と両墓制―(最上孝敬)
両墓制の諸問題(最上孝敬)
両墓制の成因について(最上孝敬)
両墓制についての基礎的考察 ―両墓制の形態より―(新谷尚紀)
 {一 概念規定の問題/二 両墓制の形態/三 両墓制と単墓制/四 論点}
増補 両墓制の資料(大間知篤三)
 {一 両墓制前書/二 両墓制資料表/三 両墓制概括}

【第三篇 各地における両墓制の調査研究】
伊賀盆地における墓地の地理的考察(辻井浩太郎)
 {一 緒言/二 墓地の特相/三 分布/四 史的考察の一端/五 地理的考察}
淡路島中部の墓制(八木康幸)
 {一 はじめに/二 対象地域と調査方法/三 墓制の諸類型/四 墓地の名称/五 墓地の形態:/六 両墓制における両墓の性格/七 単墓制における墓地の性格/八 両墓制と単墓制/九 おわりに}
兵庫県城崎郡竹野町付近の両墓制及び葬制の研究(日野西真定)
 {一 序/二 両墓制の分布/三 両墓制の内容/四 まとめ}
雲伯における両墓制とそれ以前(石塚尊俊)
 {一 両墓制/二 参墓以前 ―霊祭地としての同族神の問題―/三 捨墓以前 ―黄泉穴イヤ谷のこと―}
奄美諸島の墓制と墓祭り(赤田光男)
 {一 墓制/二 年中行事と墓祭り/三 さいごに}
東京都檜原村南檜原の両墓制(田中正明)
 {一 はじめに/二 村の概況/三 墓制の概況と問題点/四 事例/五 おわりに}
上墓と下墓 ―山形県庄内地方における両墓制資料―(桜井徳太郎、佐藤光民)

【第四篇 年齢別男女別墓制】
奈良県下の墓制 ―特に墓制(埋葬墓)に表われた年齢階層社会階層について―(中田太造)
 {一 研究の目的/二 調査用紙に表われた県下の墓制の地域性及び宗旨の分布/三 奥吉野の墓制二例/四 大和高原の墓制に見られる年齢階層と社会階層/五 子墓資料 ―主として大和盆地内の資料―}
複檀家制と夫婦別親子別墓制 ―日本の親族研究への一視角―(野口武徳)
 {一 まえがき/二 複檀家制・男女別墓制の事例/三 沖縄池間島の入墓規制 ―親子別墓制の事例―/四 考古学の資料にみる男女別墓/五 あとがき}

【第五篇 無墓制について】
真宗地帯の風習 ―「渡り」の宗教生活を探る―(児玉識)

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執筆者略歴

●第五巻 墓の歴史(編:上井久義)●昭和54年 P422 帯破れ補修、少イタミ 函汚れ背から端にかけてヤケ、時代シミ 見返しに正誤表糊付


“古代から近世にわたる墓の歴史
日本における民俗のありかたを表わす言葉に、ハレとケがあるが、喪葬に関してケに対する言葉を求めれば、ハレというよりケガレであり、モがよりふさわしい。本巻では、死から埋葬にいたる期間に展開する“モ”の文化を、民俗学の立場から歴史的に論及した諸論文を収録した。今後の研究にとって、基礎的な文献資料となるものであり、かつ研究発展の問題提起にもなるものである。”(帯文)

目次:
はじめに(上井久義)
総論(上井久義)
喪葬史序説(上井久義)
 {一 他界/二 喪屋/三 葬送/四 埋葬/五 魂祭}

【第一篇 古代的墓制と葬送】
わが先史古代の複葬とその伝統 ―移葬型と移葬略化型をめぐって―(国分直一)
大化薄葬令について(奥村郁三)
 {一 はじめに/二 『日本書紀』本文について/三 法は守られていたかどうかについて/四 「役一千人七日便訖」について /五「宜用小石」について}
屋敷付属の墓地 ―死の忌みをめぐってー(高取正男)
カリヤの民俗(近藤直也)
 {一 葬送儀礼に於けるカリヤ/二 徳島のカリヤ/三 和歌山のカリヤ/四 ミノカサモチとカリヤ/五 カリヤの類例}
平安時代の貴族の葬制 ―特に十一世紀を中心として―(田中久夫)
 {一 序論/二 木幡の浄妙寺/三 火葬と埋骨/四 魂呼び/五 結論}

【第二篇 中世墓地の諸相】
「墓所」の法理(笠松宏)
『師守記』にみる中世葬祭仏教 ―墓寺僧の相互関係を中心として―(伊藤唯真)
林下塔頭の葬祭儀礼について ―特に大徳寺の諸相―(赤田光男)
 {一 はじめに/二 塔頭の開創年代/三 叢林塔頭と林下塔頭の性格}
家と墓の一考察(上井久義)

【第三篇 近世における墓の形成】
両墓制景観の変遷 ―京都府北桑田郡山国村大字比賀江―(竹田聴洲)
 諸言
 総序 当地の現両墓制概況
 前篇 埋墓 ―現状と沿革―
  {第一章 東谷の埋墓(・惣村入会埋区(A区) ・個家別埋区(B区〜F区)/第二章 西久保の庄氏専用墓/第三章 前代の埋墓(・江戸時代の惣村入会埋墓 ・中世の山中埋墓)}
後篇 詣墓 ―現状と沿革―
 {第一章 村内諸寺の成立と惣詣墓/第二章 詣墓景観の今昔/第三章 墓碑の形成と変遷(・碑型とその隆替 ・刻銘様式の変遷)/第四章 村戸と姓氏(・戸数の推移と姓氏の種類 ・中世庄民の姓氏)/第五章 姓氏からみた墓碑の分布/第六章 造碑動向の全般的推移(・埋墓碑と詣墓 ・造碑の主動向とその背景)/第七章 中世石塔初現前後の景観(・石塔初現期 ・石塔以前)}

【第四篇 周辺民族の墓制】
「古不祭墓」小考(藤野岩友)
草墳(李杜鉉)
 {一 韓国における草墳の記録と分布/二 第一次葬/三 第二次罪/四 草墳の意味/五 韓国草墳の民族誌的位置づけ}

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