
1975年 新書判 P179+索引・参考文献P6 ビニールカバーおよび表紙背から端にかけてヤケ、上端時代シミ 天地小口少ヤケ、天時代シミ多 扉ページ上端少汚れ 裏遊び紙日付書入れ消し跡
目次:
訳者まえがき
序章 今日のフランス詩
【第一部 遺産・新生と伝統】
第一章 キリスト教的新生?
{一 ポール・クローデル/二 ピエール=ジャン・ジューヴあるいは破局の霊性/三 ピエール・エマニュエルの権威/四 マリー・ノエルの天才/五 パトリス・ド・ラ・トゥ^ル・デュ・パンの探求/六 ランザ・デル・ヴァスト、ジャン・グロジャン、ジャン・ケロル、リュック・エスタン、シャルル・ル・カンテック/七 ジャン=クロード・ルナールの円熟}
第二章 神なき聖なるもの
{一 サン=ジョン・ペルスの頌/二 イヴ・ボンヌフォアあるいは存在と死の弁証法/三 非詩人フランシス・ポンジュ/四 ロジェ・カイヨワと石の言語/五 アンドレ・フレノー、ルネ・メナール、ロベール・マレ、マックス=ポル・フーシェ、クロード・ヴィジェ}
第三章 シュルレアリスムの抵抗
{一 アンドレ・ブルトンとシュルレアリスムの歴史/二 ポール・エリュアールあるいは愛する力/三 探索者アンリ・ミショー/四 ルヴェルディの孤独/五 ルネ・シャールあるいは簡潔な芸術/六 嘲弄の修辞法、ジャック・オーディベルティ、レーモン・クノー、ボリス・ヴィアン/七 シュルレアリスムの古参と新人たち}
第四章 永続する伝統
{一 アラゴン、十二音綴詩《アレクサンドラン》を再創出する/二 ポール・フォールの「バラード」/三 シュペルヴィエルの普遍性/四 ジャン・コクトーおよび他の幾人か/五 モーリス・フォンブールのシャンソン}
【第二部 新しい言語をもとめる詩人たち】
第一章 ユマニスムの二〇本のさし芽
{一 ルネ=ギー・カドゥと「ロシュフォール詩派」/二 ジャン・フォランの領土/三 詩人小説家たち、ラヌー、クランシエ、サバティエ、バザン/四 不条理と驚異のはざまに、アラン・ボスケ/五 若者たちの側、「生きるための詩」
第二章 マルクス主義の後裔
{一 反逆のシャンソン作家、ジャック・プレヴェール/二 ウージェーヌ・ギユヴィック、物質の詩人/三 叙事詩を探求するアンリ・ピシェット/四 「国民詩」をめぐって}
第三章 沈黙の詩人たち
{一 不在の詩、デュ・ブーシェ、デュパン、シャルピエ/二 ミシェル・ドゥギー/三 「呪われた詩人たち」の側}
第四章 『テル・ケル』の詩人たちから『シャンジュ』の集合執筆者まで
{一 イジドール・イズーとレットリスム/二 詩的生産の理論―『テル・ケル』の詩人たち、ドゥニ・ロッシュ、マルスラン・プレネ/三 『シャンジュ』の周辺/四 昨日のそして明後日の詩人たち/五 「ビートニク」および反文化《カウンター・カルチャー》の詩}
【第三部 フランス語圏諸国の詩人たち】
第一章 ベルギーのフランス詩
第二章 ケベックの詩人たち
第三章 ネグリチュードの諸相
{一 先駆者たち、エーメ・セゼール、レオポルド・セダール・サンゴール、L・G・ダマス/二 カリブの詩人たち/三 黒い大陸の新しい詩人たち/四 マダガスカルの詩人たち、J・J・ラベアリヴェロ、J・ラベマナンジャラ、フラヴィアン・ラナイヴォ}
第四章 フランス語散在地
{一 アフリカ北部の詩人たち/二 近東からインド洋まで/三 スイス・ロマンド}
結論ことば、沈黙あるいは変貌?
参考文献
詩人名索引