1993年　B５判　ソフトカバー　P94　カバー少スレ、端少イタミ、背少ヤケ　小口少汚れ　両遊び紙端少ヤケ　P50、51、66少汚れ

現代の怪異な民話や噂話のほか、コラム、論考、イラストなどを収録したMOOK本。

目次：
異界としての盛り場（文・写真：内藤正敏）

【民話】
タクシーに乗った幽霊／火を焚く死者（文：松谷みよ子　絵：司修）
猫とかぼちゃ／月の夜さらし／天狗のはやわざ（文：水谷章三　絵：高田三郎）

市川團十郎丈にきく　―歌舞伎の怪異
『四谷怪談』という芝居（金森和子）

【怖いうわさ　不思なはなし】
金縛りの話　―内なる異界とむきあった経験（三原幸久）
母の子殺し（大島広志）
学校の不思議伝承（岩倉千春）
オートバイの怪（武士田忠）
車社会の怪（常光徹）
メカの怪（渡辺節子）
ドイツは怖いか（池田香代子）

【妖怪図鑑】
河童・天狗・山姥・口さけ女・ひとだま・人面犬（文：常光徹　絵：飯野和好）

民話にみる異界（三浦佑之）
ブルターニュの死神（樋口淳）

【随想】
現代人にとっての異界（小松和彦）
闇夜からのメッセージ（宮田登）

現代民話考　〔怖いうわさ 不思議なはなし〕（松谷みよ子）