昭和52年　四六判　P237　全体に僅か反り　カバースレ、少汚れ、少イタミ、背ヤケ　天地小口少ヤケ、汚れ　ページ端数ヶ所に少シミ汚れ

近世の説話集から採った話や伝説・民話、古老からの聞き書きなど、東北地方の奇談怪談105話を収録。

目次：
やんしゅう赤ゲット／赤児の怪／座頭の金袋／片耳与市／ふくべの実／破逆の玉／島釣り喜八／蓮華往生／娘の寿命／ろくろ首／消えたマタギ／夢の山伏／地獄巡り／蓑ヶ坂の蓑笠／洞窟の骸骨武者／二十七年忌の夢枕／河を駆ける武士／十字の化け石／小町の髑髏／常慶院の怪座敷／因果な子供／山の神のお産／鴛鴦のうた／黒牛と熊／化け塔婆／白蛇の老僧／不来方城の幽霊／下女の首／姫と白犬／蛇茸／隱里／てのひら変化／他人の体で黄泉路帰り／娑婆帰りの火の車／火の玉戻しの石礫／生埋め三年後／人柱の巡礼娘／僧形の岩魚／怪女／網地島の山猫／柳の木と娘／骸骨の訴え／椿の女／蝶に殺された武士／半鐘斬り／牛になった僧／悪食喜平／遊女の願い／人間が産む河童の子／みちのくの河童／怨恨の雨／南瓜の怪／舌を抜く女／旅籠屋の娘／飴を買う女／二代の恋螢／母塔婆／樵夫の首／降ってきた人間／鷹取りの男／六部の茶碗／螢の怨念／壁の細い手／金の鈴／雪女／土蔵のお囃子／蜘蛛の糸／人を溶かす草／赤牛と娘／目玉／骸骨の娘／厠神と遊女／首塚の不思議／十六人平の奇跡／経文を説く髑髏／老母の祟り／赤倉の大人／娘と六匹の狼／安達ヶ原の黒塚／じゃんがらもがら／導き地蔵／棺桶と娘／馬と盗賊／遊廓の座敷童子／娘座敷童子／恐山の蛇息子／馬淵川／海坊主／夜這いの石／城の不審火／人魚／雉子娘／狐に救われた武士／鯉の板木／犬と大蛇／預人の姫君／今宵の月は／むじな地蔵／一握の髪／千三仙人／捨子沼／改葬異聞／象潟の怪／呪いの火事

あとがき