
1980年重版 文庫判 P287 カバー僅スレ、端少イタミ 小口からページ端にかけてヤケ、少汚れ カバー袖および扉ページ時代シミ
“愛馬プリンセスが突然おびえて棒立ちになった。わたしの背中にもさっと冷たいものが走った。顔に何かがぴしゃりと触れた。そして闇の彼方にぼんやり光る物体が浮かびあがってきたのだ。そこは幽霊風車小屋の近くだった……ふし ぎとあやかしの世界を描く、 きわめつきのイギリス怪奇小説集。”(カバー裏紹介文)
目次:
マダム・クロウルの幽霊(J・S・レ・ファニュ)
獣の印(R・キプリング)
死体盗人(R・L・スティーヴンソン)
不吉な渡し舟(ジョン・ゴルト)
二人の魔女の宿(ジョゼフ・コンラッド)
夜光死体(ディック・ドノバン)
月に撃たれて(バーナード・ケイペス)
故エルヴィシャム氏の物語(H・G・ウエルズ)
革の漏斗(コナン・ドイル)
ある古衣の物語(ヘンリー・ジェイムズ)
解説 恐怖小説の効用(富山太佳夫)
作家と作品(橋本旗矩)
あとがき