1985年 A5判 P246 表紙少スレ、小汚れ、少イタミ 天・小口僅汚れ
全246ページのうち特集165ページ。
目次:
【連載 幻想の東洋5】隠喩としての歴史 唯一の世界・唯一の真理へ向けて(彌永信美)
【歩行と思】
視覚への偏愛(関野曠野)
十年ぶりのパリ3 パリで人に会う(今村仁司)
【連戦 東京日記 第十二回】雪のヨーロッパ(遠山一行)
【連載 マクシム・デュ=カン または凡庸な芸術家の肖像 第三部】凡庸な芸術家は嫉妬する(蓮實重彦)
●特集 Contemporary Music 音楽はどこへいくのか●
【音楽とポストモダン】ケージとポスト・クリティシズム(G・ウルマ 訳・解説:室井尚)
【インタビュー 音楽の現場から】
作品の生成 『レボン』をめぐって(P・ブーレーズ 訳:川竹英克)
永遠を奏でるエレクトロニクス(K・シュトックハウゼン 訳:栗原知紀)
エレクトロニックな環境への回遊(B・イーノ 訳:庄野泰子)
ミニマリズムの展開(S・ライヒ 訳:笠羽映子)
終りなき問いかけ(クセナキ 訳:川越好)
【声のアンタンシテ】
声に関するテーゼ(D・シャルル 訳:立川健二)
声の道(I・・ストイアノヴァ 訳:川竹英克、千葉文夫)
【アドルノと音楽】
聴くこととしての音楽 ケージによるアドルノ批判(庄野進)
リヒャルト・ヴァーグナー 市民社会における神話のゆくえ(高橋順一)
【未来派の音楽】
オノマトポリティーク 騒音のテロリズム(松浦寿夫)
無時間の王国 スクリャービンと ロシア未来派(亀山郁夫)
【メディアと音楽】プロスペクツ・オヴ・レコーディング(G・グールド 訳:浅田彰、細川周平)
【討議】ケージ以降に音楽は始まる(松平頼暁、近藤譲、細川周平)
【連載 笑い論のためのメモランダ 9】交響詩『ドン・キホーテ』を読む その三(足立和浩)
【劇場の原風景】小松幹生の世界(利光哲夫)
【ユダヤ神秘思想の系譜17】彷徨 アルカベズ、モルコー、タイタザック(箱崎総一)
【連載 論理の構造 第五回】論理学の目的性(2)(中村元)
【研究手帖】「少女に何が起ったか」?(松枝到)