憂愁の見者 続塚本邦雄論 北嶋廣敏 渓水社

1976年 四六判 P265 帯背ヤケ、端少破れ 函背および端ヤケ、函口少凹み 本体表紙僅時代シミ、背少ヤケ、上端少イタミ 付録冊子2部『趨翅箋』(塚本邦雄 書肆季節社)・『書誌的にみた塚本邦雄』(吉永孝弘)付

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国内文学詩・短歌・俳句ほか短歌・俳句

幻想・綺想・怪奇・シュルレアリスム・前衛・・・国内幻想文学・芸術・評論塚本邦雄





1976年 四六判 P265 帯背ヤケ、端少破れ 函背および端ヤケ、函口少凹み 本体表紙僅時代シミ、背少ヤケ、上端少イタミ 付録冊子2部『趨翅箋』(塚本邦雄 書肆季節社)・『書誌的にみた塚本邦雄』(吉永孝弘)付

“塚本邦雄はその生の存在においてもう一人の私であるという命題を自らに課した著者が、多彩深遠な文学的営為の根底にある塚本邦雄の生の枢軸的原型を、「テキスト塚本邦雄」の批評方法に立脚し、追求した書下し評論。”(帯文)

目次:
緒言 飢渇者に言問はむ

第一章 父性論 マテルニテからパテルニテへ・作品の背後に流れるパテルニテ(父性)とは何であったか

第二章 死角論 「死を待つ」ことではなく「死に参加する」こと・それは、途方もない生の実存的な営為

第三章 悦楽論 「生の飛翔」と「悦楽」との連関的関係に、認識のエネルギーを介在させ生の本質を解明

第四章 美味論 美味追求は知性の証左・この余りにも意図的な概念は、しかしながら塚本文学の重要な鍵

第五章 迷宮論 不条理という名の迷宮・塚本の世界が難解なのは、この迷宮に対する種の勝利のためだ

第六章 彫像論 膨大な短歌作品のなかから主要概念を持 て注釈を加えた、いわば『塚本邦雄小辞典』

塚本邦雄著書目録
あとがき
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