
1971年 A5判 P186 函時代シミ多、汚れ、スレ、背ヤケ、角イタミ 本体僅反り 表紙少イタミ 奥付ページ小印 ページ数ヶ所に少シミ汚れ
17世紀のフランスで、財産目当てに父親や兄弟を毒殺し、またそれに先がけて慈善病院の患者たちに毒入りの食べ物を与えて実験を繰り返した人物、ド・ブランヴィリエ侯爵夫人マリーの評伝。
澁澤龍彦のエッセイ「ブランヴィリエ侯爵夫人」(『世界悪女物語』所収)に触発されて書かれた本作は、雑誌『血と薔薇』第3号(昭和44年)に連載一回ぶんを掲載したまま中断していたものを後年に書き継いで完成したもの。
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装幀:宇野亜喜良
目次:
第一幕 登場人物
第二幕 ドラマの展開
第三幕 ドラマの破局
終幕 死
あとがき