1992年　A５判　P192　表紙少汚れ、背および端少ヤケ、時代シミ　天地小口少シミ汚れ　巻頭数ページ端時代シミ

全192ページのうち特集85ページ。

目次：
●特集　中井英夫●
【エッセイ】冷たい炎　近況報告（中井英夫）
【月光インタビュー】黒鳥の歌（中井英夫×福島泰樹　写真：宮内勝）
【評論】
　サフランの芽（安永蕗子）
　液体と鉱物の宴　中井英夫の想像力について（小笠原賢一）
　構築と解体　あるいは中井英夫論序説の試み（竹本健治）
　黒衣の流刑者　前衛短歌の父・中井英夫（菱川善夫）
【詩】
　田端人（諏訪優）
　ダイヤモンド　中井英夫氏に捧げる（深津千恵）
【作品三十篇】夏の光（篠原霧子）
中井英夫年譜（編：田中敏郎）

【掌編小説】
　カンパネラ（三田誠広）
　深海魚（織田百合子）
　くじら使い（塚本青史）
【創作】
　大人の絵本（石和鷹）
【詩】
　連詩・捧げる（米屋猛）
【連載】
　分身の日記（島田雅彦）

●特集　「清かなる夜叉」の世界●
【作品五十首】天城の月（太田代志朗）
【評論】
　恋の至極は（塚本邦雄）
　夜叉　冴えざえとした魂（松永伍一）

【作品五十首】
　カフェを 巡りて（持田鋼一郎）
　花夜叉（清田由井子）
【俳句ニ十首】
　秋降る雪（西川徹郎）
　アステカ悲話（牛島伸）

●特集　鷹野ゆき子　モザイク画の世界●
【評論】鷹野ゆき子のモザイク画（正木基）
【エッセイ】
　鷹野ゆき子紹介（尾崎正一）
　天使の昼寝（佐中由紀枝）
　遺作展によせて（田村鎮男）
　素材のいのち（麻生秀穂）

追悼集『鷹野ゆき子さんを悼む』より
鷹野ゆき子年譜（編：佐中由紀枝）

【十枚書評】高雅な美しさを湛えて　高森文夫詩集『舷灯』のことなど（本多寿）

編集後記