現代文芸評論叢書 推理小説論 ―恐怖と理性の弁証法― ポワロー・ナルスジャック 訳:寺門泰彦 紀伊國屋書店

1967年 四六判 P196 全体に経年によるヤケ、汚れ セロハンカバー上端少欠損、袖糊付 帯付 P48、49ヤケ大

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1967年 四六判 P196 全体に経年によるヤケ、汚れ セロハンカバー上端少欠損、袖糊付 帯付 P48、49ヤケ大

“人間の最も原始的で野蛮な本能、名状し難い不安の中にひそむ恐怖、これこそあらゆる推理小説を成立させるエネルギーだ。ポー、コナン・ドイル、A・クリスティー、ルブラン、ヴァン・ダイン、E・クイーン、シムノンそしてイアン・フレミングまで、人間心理と時代的背景を軸に推理小説の多彩な変貌の跡を辿って展開する本格的推理小説論”(帯文)

目次:
はじめに

第一章 両義性の文学
第二章 推理小説の起源
第三章 生成期
 エドガー・ポー
 ガボリオー
 コナン・ドイル
第四章 イギリス推理小説(一九〇〇―一九三六)
第五章 フランス推理小説(一九〇〇―一九三九)
第六章 アメリカ推理小説(一九〇〇―一九三九)
第七章 現代推理小説
第八章 スパイ小説
第九章 推理小説は真の小説か
第十章 推理小説の自律性

文献
訳者あとがき
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