シンドバードの書の起源 B・E・ペリー 訳:西村正身 未知谷

2001年 四六判 P608+索引P32 カバー少スレ、少汚れ、背ヤケ、端少イタミ 天・小口僅汚れ 裏遊び紙少剥がし跡

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2,800円(税込)

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2001年 四六判 P608+索引P32 カバー少スレ、少汚れ、背ヤケ、端少イタミ 天・小口僅汚れ 裏遊び紙少剥がし跡

東洋で生まれ、やがて西洋にも伝播していった「シンドバード物語」について、インドをその起源とする従来の学説に疑義を呈し、ペルシア起源説をとりあげ検討する。

“東洋に生まれた「シンドバード物語」は、次々と異本を産み出していく間に西洋に伝播し、「七賢人物語」と『ドロパトス』に姿を変えた。「七賢人物語」は絶大な人気を博し、三〇に近い言語による異本が書かれていった。東洋、西洋のいずれにおいても、祖本と目される版が失われてしまったために、東洋においてはその究極の起源はいつ、どこなのか、西洋においてはいかにして西洋に伝播したのかという問題が難問として残されることになった。起源はインドである、と初めて表明したのは一八〇七年のゲレス『ドイツ民衆本』であったと思われる。インド起源説は多数の学者たちによって支持されて来たが、二〇世紀の半ば過ぎに周到なペルシア起源説とヘブライ起源説が相次いで唱えられ、三つの説が行なわれることとなった。このうち徐々に受け容れられ今日に至っているのがペリーのペルシア起源説である。本書には、そのペリー「シンドバードの書の起源」の全訳、それを補完する解題、註、および全所収話の梗概と類話の指摘等々を収録した。 (本書より)”(カバー裏紹介文)

目次:
序文
はじめに

第I章 『シンドバードの書』はインド起源であると言うアラビアの著述家たちの証言

第II章 ムハンマド・イブン・イスハーク・アン・ナディームの『フィフリスト』に記された中東における物語本の歴史に関する証言。その正当性。

第III章 『シンドバードの書』はペルシアあるいは中東起源であると言うペルシアおよびアラビアの著述家たちの証言

第IV章 インド起源説を擁護した近代の学者たちの論拠

第V章 東洋系諸版の相互関係と祖本の内容
 i ギリシア語・シリア語の伝承
 ii アラビア語版『七人の大臣』の伝承
 iii ペルシア語の伝承

第VI章 『シンドバードの書』がベルシアあるいは中東起源であることを示す積極的な証拠

原註
『シンドバードの書の起源』文献一覧

解題
系統図
テキスト一覧
表1 所収話一覧
表2 所収話通覧
全所収話の梗概と類話
類話参考文献一覧

あとがき

Aesopica索引/TU 索引/AT索引/TMI索引/『シンドバードの書の起源』索引/所収話の日本語名索引
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