平成8年　21.0×26.0　P69　表紙端僅スレ、僅汚れ　小口からページ端にかけて僅時代シミ

全69ページのうち特集44ページ。

目次：
【特集　別れの儀式】
｛別れの言葉（長田弘）／別れについてのエッセー（久間十義）｝

〈Visual〉自分の死に方について（小池寿子）
人は「別れ」をいかに生きるか（山折哲雄）
死にゆく者の主体性（野村雅一）
自死について（池内紀）

｛派手などんちゃん騒ぎが好ましい（植島啓司）／別れと距離（勅使川原三郎）／お別れは支離滅裂（西垣通）／死は自分でどうこうするものではない（養老孟司）／土葬的想像力、そして骨壷と子宮（中野美代子）／自らの「別れ」について（小池寿子）／自分自身との別れ（谷川渥）／別れの儀式は猫の墓を掘ること（秋田昌美）／別れと目覚め（鎌田東二）｝

道行き　―別れのプロセス（田中優子）
記号としての死の別れ　―中国の死の儀礼における声・しぐさ・喪の徴（張競）

｛天上の音楽（四方田犬彦）／死ねないヒーローの話（島田雅彦）／わかれのマニエリスト（高山宏）／未来の未知のコレクターへ（鹿島茂）／震える黒い舌の別れ（鈴村和成）／すぐそばにいる死（酒見賢一）／最初で最後の別れ（今福龍太）／別れの色調（森村泰昌）／人生はフレキシブルに（谷川晃一）｝

別れの作法　「メリュジーヌ物語」を巡って（蔵持不三也）

【連載】
〈思考の天球寓話的に10〉情報的な、あまりに情報的な（小林康夫）
〈タイム・マシン文学史　最終回〉消滅する部屋（若島正）
〈世の途中から隠されていること10〉遺影のゆきさき（木下直之）
〈エスパス・アクアティーク　―水の記憶の旅10〉楽園帝国主義（山田登世子）
〈新黄道十二宮　―情念動物学11〉牛（鹿島茂）