平成2年 21.0×26.0 P116 表紙少ヤケ、少汚れ 小口少時代シミ
全117ページのうち特集84ページ。
目次:
【50号記念特集 [編集] プロダクト】
世界は、暗号暗号によって編集された愉楽本だ(柳瀬尚紀)
ホモ・エーデンスの冒険(構成・解説:高山宏)
隠喩としてのワイズ 「言説市場」虎の巻(山田登世子)
編集される世界の不確定性(市川浩)
失なわれた体(勅使川原三郎)
テクストを編む(久間十義)
編集・読書論(対談:長田弘、岸田秀)
編集人・蔦屋重三郎の天才編集もろもろ(田中優子)
編集者としての指揮者(渡辺裕)
文字芸術のコスモス(鶴岡真弓)
書体について ローマン体とゴシック体(宮下志朗)
コスチューム・グロテスクもしくは近代への編集(蔵持不三也)
【「読書論」ランダム】
未来からの読書(平出隆)
ビブリオテカとの出会い(野谷文昭)
賢治を読み・編み・読む(入沢康夫)
読書論あれこれ(窪田般彌)
翻訳・編者・作者(鈴木晶)
riche amateur あるいは悪徳の天分(四方田犬彦)
ハンモック・リーディング(今福龍太)
書物、このスターリンよりもリアルなもの(沼野充義)
「読書」の読書 中国文化界の八〇年代、九〇年代を読む(藤井省三)
既刊本も未刊本(青山南)
【五大陸情報】
〈ニューヨーク〉野球の起源……虚(佐藤守彦)
〈香港〉香港国策コンサート(松岡環)
〈カシミール〉ファルーク氏と暗号(小倉泰)
〈ワルシャワ〉ポーランド系英語詩人の誕生(西成彦)
〈楡林〉吹打(上田信)
〈バルセロナ〉「待ちスモ」のナンパ?(池田香代子)
〈ブルガリア〉死のフォークロア(伊東一郎)
【連載】
〈ふらぬーる〉芭蕉の「奥の細道」を訪ねて(レズリー・ダウナー)
〈風景劇場23〉毛利元就紀行(一)吉田郡山城(海野弘 写真:土田ヒロミ)
〈テクスチュール・ファン・ド・シエクル5〉エステティック・インテリアの世界(高山宏)
〈La Tribu del ojo de viento (風の眼の部族)5〉旅をまた終えるために(管啓次郎)
〈同時進行の物語第二部20〉カタロニアだけにチャンスが 転がっているのではない(石山修武)
〈辺境の東西南北22〉外の世界との交渉にあらわれた アフリカの方位(川田順造)
〈絶景の幾何学1〉指の光景(伴田良輔)