迷宮と神話 カール・ケレーニイ 訳:種村季弘、藤川芳朗 弘文堂

昭和48年 四六判 P274 全体に経年によるヤケ、時代シミ、汚れ 帯スレ、端少イタミ 函端イタミ 裏遊び紙剥がし跡

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昭和48年 四六判 P274 全体に経年によるヤケ、時代シミ、汚れ 帯スレ、端少イタミ 函端イタミ 裏遊び紙剥がし跡

“古代の建築・舞踏・装飾等にあらわれる迷宮図形を手がかりに、生一死一再生へと循環する聖なる冥府の構造を解明。またギリシャ神話の童児神ヘルメースを、たえず錬金術的変容をとげて転生する希望の象徴として古典のなかから甦えらせる。世界的な神話学者ケレーニイの全業績中の白眉ともいうべき二著の完訳。 ”(帯文)

神話学者カール・ケレーニイの論文2篇を収録。
前半部「迷宮の研究」では、メソポタミアで発掘された粘土板、インドネシアのマロ舞踏、ヨーロッパの螺旋形の石積みや迷宮建造物、装飾、その他世界各地のさまざまな螺旋・迷宮的事例を示しつつ、インドネシアのハイヌヴェレ神話やギリシャ神話に通底する冥界・迷宮的イメージについて検討する。
後半部「魂の導者・ヘルメース」は、古典伝承はもとより、イリアスやオデュッセイアといった文芸、祭祀、芸術作品などにたびたび登場するギリシャ神話の男性神ヘルメースに、どのようなイメージ・属性が付与されたかを考察する。

目次:
【迷宮の研究 ―ある神話的観念の線反射としての迷宮―】
一 問題―秘密
二 バビロニア
三 死―生
四 セーラム、ポリネシア、オーストラリア
五 スカンジナヴィア、イングランド、ドイツ
六 中世―ウェルギリウス
七 建造物―洞窟
八 舞踏
九 沈降―飛上
一〇 無限―不死
一一 装飾―象徴像
一二 ノルマン人―ローマ人
補遺 アポローン祭祀ならいにアスクレーピオス祭祀における蛇と鼠について

【魂の導者・ヘルメース ―男性の生命起源の神話素―】
第一章 古典伝承のヘルメース
 一 〈ヘルメース〉という概念における問題的なもの/二 『イーリアス』のヘルメース/三 『オデュッセイア』のへルメース/四 『讃歌』のへルメース/五 ヘルメースと夜

第二章 生と死のへルメース
 一 ヘルメースとエロース/二 ヘルメースと女神たち/三 ヘルメース立像の密儀/四 ヘルメースと雄羊/五 シーレーノスとへルメース

迷宮の研究 原注・訳注/魂の導者・へルメース 訳注・訳者あとがき
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