魚食ふ、飯食ふ 中村草田男 みすず書房

1979年 四六判 P435 カバー僅スレ、少ヤケ、端僅イタミ 小口少ヤケ 天時代シミ多 遊び紙僅シミ汚れ 裏遊び紙剥がし跡

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1979年 四六判 P435 カバー僅スレ、少ヤケ、端僅イタミ 小口少ヤケ 天時代シミ多 遊び紙僅シミ汚れ 裏遊び紙剥がし跡

“かなしさに魚食ふ秋の夕かな 几董
さびしさにつけて飯食ふ秋の暮 成美

この両句の対比的考察を通して、句作の内面を語り、独自の世界を展開する〈魚食ふ、飯食ふ〉のほか、著者の半世紀にわたるエッセイ34篇、評論11篇を収める。
 昭和5年「ホトトギス」掲載の写生文〈生き物三つ〉から、メルヘンについての〈童話〉、交友を語る〈伊丹万作の思い出〉、家族の愛情を証す〈唯一回の酒のブランク〉、そして昭和50年の女性論〈抜き足、差し足〉にいたる小品群は、根元を追って倦まない芸術家の足跡を鮮明にする。
 また、真の俳句の在り方を求めて妥協しなかった「ミヤコ・ホテル論争」での全発言、斬新な視点を提示する〈俳人としての芥川龍之介〉〈「明暗」解説〉、豊富な俳句実作の経験から論じた〈芭蕉の五句〉などの評論は、「決して他人の眼鏡をかけない」著者の目のたしかさを示している。
 「著者にとって関心のあるのは、人間の正体は何か、人間性はどうあるべきかという、普遍的永遠的な問題である」(解説より)
その語って及ぶところの広がりと深さにおいて以前から注目を集めていた諸文章が、ここに初めて一巻に集成された。これは揺れ動く現代に、芸術家の原点をさし示すものである。”(カバー裏紹介文)

目次:
【I】
生き物三つ/三つの姿(詩)/水仙と眼鏡/御礼/大望/しずかなる所/舞台/しずかなる死/失語症/童話/原馬(ウル・プフェルト)/スコットランド人の会話/伊丹万作の思い出/悪口坂/魚食ふ、飯食ふ/二百年/Sleep no more!/麺麭/わたしの古典/松山の友人たち/俳句実習と私/平生/鵺の画展/学生と読書/章魚と無花果/家庭本位/唯一回の酒のブランク/「どうも」の一語/松山郵便局/このごろ思うこと―権力と権威/永遠の青春/芭蕉について/人生論/抜き足、差し足

【II】
尻尾を振る武士/長生アミーバ/抜萃散歩/俳人としての芥川龍之介/「明暗」解説/師の一句 ―覚書として―/蕪村鑑賞/芭蕉の五句/現代俳句と芭蕉/個人と自己/自覚的自然愛(講演)/

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