
1988年 四六判 P241 帯少イタミ 函僅ヤケ
装幀:宇野亜喜良
挿絵(ベルメール)9枚
“生田耕作の名訳で贈る異端の文学
球体幻想がもたらす、快楽と苦痛との陶酔的祝祭を描いた、エロティシズムの最高傑作に、ベルメールが画を添える。”(帯文)
目次:
【眼球譚】
第一部 物語
I 猫の眼
II 衣裳箪笥
III マルセルの匂い
IV 太陽黒点
V 血の滴り
VI シモーヌ
VII マルセル
VIII 死女の見開いた眼
IX 淫獣
X 闘牛士の眼
XI セヴィリアの陽光の下で
XII シモーヌの懺悔とエドモンド卿の彌撤
XIII 蠅の足
第二部 暗合
W.-C. ―『眼球譚』後序―
『眼球譚』続篇腹案
【マダム・エドワルダ】
序文
マダム・エドワルダ
訳者解題