2001年　四六判　P198＋索引P10　帯背から端にかけてヤケ　カバー僅汚れ、僅キズ　天時代シミ

“近代最初の民主憲法を作り上げた人々の、文学上の進化について読者に親しんでもらうこと、それが我々の最大の狙いである。”（帯文）

“「すでに、詳細なアメリカ文学史がさまざまな視点から数多く書かれており、精神分析学に基づくものまである。また、文学を社会学の一支流にしようと企てる文学史もたくさんある。我々の目的はそういうことではない。我々にとって肝要なことは芸術的要素である。」
ポー、ホーソーン、メルヴィルから探偵小説、SF、ラヴクラフトまで。
ブエノスアイレス大学の教授として英米文学講義を担当していたボルヘスが情熱をこめて語るアメリカ合衆国の文学の歴史。”（カバー裏紹介文）

目次：
著者まえがき

1　起源
2　フランクリン、クーパー、歴史家たち
3　ホーソーンとポー
4　超絕主義
5　ホイットマンとハーマン・メルヴィル
6　西部
7　十九世紀の三詩人
8　物語作者たち
9　国外流浪者たち
10　詩人たち
11　小説
12　演劇
13　探偵小説、 サイエンス・フィクション、極西部
14　インディアンの口誦詩

略年表
訳者あとがき
人名・書名索引