昭和42年6刷 文庫判 P227 カバーなし旧版 帯欠 背ヤケ 小口からページ端にかけてヤケ ページ僅イタミ
目次:
亡羊記
{詩人の彫像/塀のむこう/空地の群落/永遠的な黄昏/夜の運河/青春の魚/鹿/変な界隈/秋の日/秋のトルソ/盲導犬/肉屋のオルフェ/橋/小さな文明/アニミストの歌/眺望/芭蕉のモチーフ/小さな詩/骸骨について/モナリザ/暗い雨のなかで/市街の馬/あの人/死/不眠の夜/わるい界隈/人工衛星の夜に/冬庭/眠りの前の祈り/夏の顛末/小鳥の空/夜のフラスコ/一月の歌/暗い春/暗い春/旅路/美しい四月/近い夏/仕切のあちら/秋の化石/歳末記}
抽象の城
{無神論/コスモスの夜/抽象の城/自殺考/岸辺の疑惑/崖の上の抒情/さんたんたる鮟鱇/牛/訪墓記/夜の内臓/歲末夜景/過失}
実在の岸辺
{魚における虚無/花を持った人/歌/乞食/古い村/秋の犬/わが降誕節/或る時代の午前/苦い論理/経験/天路歴程/現代の冬/肉体/黒い歌/写生について/枯草のなかで/あざみ/春の漂流/肖像/秋の章/秋/蕭々/恢復期}
予感
{冬深む/幻の田園/詩法/夏野/昏れる田園:/青い石/熱い歌/新年/春の祭/暮春抒情/蕁麻の都}
珊瑚の鞭
{花々の中で/春の時間/暮春抒情/山嶽にて/新緑/秋の日/勉強の果/月/日の終り/隙間/ピアノ三重奏}
抒情飛行
{息子/抒情飛行/父/晚い夏/市民広場/秋の服/武藏野/未来/溶ける山/あの歌をおききなさい/農夫/丘の上の歌/夜の対象/近代修身/歌/あなたは花と共にひらき/週末歌/徳ある田園/徳ある田園/熱い田園/降誕節/春/蜀葵/秋へ/秋/秋の恋/冬の終/予感/遠いこえ}
体操詩集
{体操/鉄亜鈴/鉄亜鈴/鉄鎚投/吊環/鉄棒/鉄棒/高障害/鞦韆/棒高飛/登攀/飛込/飛込/フープ/拳闘/槍投/競走/肋木}
罠
{旗/獣皮の手袋/復讐/蝶と詩人/鳥の巣/秋の仕度/動物園/博物館/書籍屋町通/昆虫採集箱/四月の風}
解説(伊藤信吉)