1962〜63年 A5判 P22、35、28 創刊号表紙汚れ、濡れシミ、少イタミ、ホチキス錆び大 第2号表紙および巻頭・巻末時代シミ、角少濡れシミ 第3号ページヤケ
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佐藤文夫、諏訪優らが立ち上げた同人詩誌。当初からジャズに着想を得た詩を多く収録するなど、「詩とジャズの結合」を志向した雑誌と目されていたが、号を重ねるにつれ、その方向性を一層明確にしてゆく。
表紙写真:沢渡朔
【創刊号】1962年7月
目次:
詩 手拍子のための唄(武田文章)
詩 オーネット・コールマンのロンリー・ウーマンに恋する私の中の猫たち(白石かずこ)
詩 弱音器(鎌田忠良)
詩 よろこびは連続することだ(井上輝夫)
詩 ジャズが語った終り(江頭明)
詩 合唱(吉増剛造)
詩 わたしたちの こもりうた(赤木三郎)
詩 凍原の発狂(直井民也)
詩 ジョオのためのブルース(徐新民)
詩 おびただしい量(岡田隆彦)
詩 ある日の歌(諏訪優)
詩 見知らぬ町で(佐藤文夫)
【第2号】1963年1月
評論 話しかける芸術としての詩(諏訪優)
詩 恋着・離反(岡田隆彦)
詩 巨大(赤木三郎)
詩 海はサド(鳥沢きようこ)
詩 ソウル・パプア(徐新民)
詩 戯画(井上輝夫)
詩 弾奏(賀井重竹)
詩 一九六二年八月(佐藤文夫)
ノオト 笑うということ(草森紳一)
ノオト 微笑(吉増剛造)
ノオト 難解さを怖れるな(井上輝夫)
ノオト ミュウジカルスの可能性(徐新民)
詩 バァーベキュー(白石かずこ)
詩 長い雨期のおわり(小田切清光)
詩 ある恋唄(渡部暁)
詩 夏とアレルギー(鎌田忠良)
詩 畸形眼は火食する(直井民也)
詩 雑草よ(吉増剛造)
記録 Doin'パァティのできごと(赤木三郎)
【第3号】1963年5月
作品
閉じこめられた鰐(諏訪優)
深夜の点滴(小田切清光)
青い魚のはなし(伊東まり子)
ボクサーの唄(八木忠栄)
鮫の息それは拳のように(直井民也)
ハイエナ・ブルース(白石かずこ)
逆転(賀井重竹)
ドブ川のブルースマーチ(佐藤文夫)
盲目の声(渡部暁)
エッセイ
美以上の体験(渡部暁)
報告
詩とジャズの夕(佐藤文夫)
シナリオ
変形(除新民、青地憲司)
編集後記
Doin 誌上ミーティング