1987年 A5判 P219 帯スレ、背ヤケ、端破れ 函僅イタミ 本体セロハンカバー袖折れ跡 小口僅汚れ
“[東洋の神秘学的考察]
ゾロアスター文化とケルト交化、インドの神神、仏陀とキリストなど、20世紀最大の霊視者シュタイナーが東洋文化にひそむ霊脈を宇宙・地球の壮大な視野の中に捉える衝撃の書。”(帯文)
“本書は、1909年8月23日から31日にかけ、エドゥアール・シュレーの戯曲『ルシファーの子供たち』の上演に続いて、ミュンヘンのカフェ・ルイトポルトのプリンツェンザールでおこなわれた連続講演録である。1921年から22年にかけて雑誌『デイ・ドライ』に連載され、その際、シュタイナー自らが目を通し、注を付している。インドおよび仏陀をはじめとする東洋の霊性に、西洋の霊認識の光を当てることを試みているのである。”(函裏紹介文)
目次:
【一】
西洋の光に照らした霊認識の使命/『ルシファーの子供たち』/共同の労働/キリスト原則の不滅性/東洋の宝石
【二】
高次の諸世界の探究/霊眼、霊耳の形成/正しいアストラル体の形成/死の瞬間、肉体からの離脱/境域の守護霊との出会い/元素界通過
【三】
魂界と霊界/良心の呵責/宇宙的人間の進化の道程/アイスキュ口スからエウリピデスへ/土星紀、太陽紀、月紀/太陽霊とエリニュス
【四】
宇宙の進化/地球の進化/ガイア/東洋と西洋の思考方法の違い/ヴェーダ時代のインドラ
【五】
幻影のヴェールの彼方/アトランティス文化の末裔/北方の人類と南方の人類/ゾロアスター文化とケルト文化/ナザレのイエス
【六】
インドの神々/アポロン的秘儀とディオニュソス的秘儀/キリスト事件/ルツィフェル の本質/薔薇十字の秘儀参入者
【七】
後アトランティス時代の人類進化の歩み/人間の組織の変化/古代インド人の感覚知覚/オイディプス伝説とユダ伝説
【八】
ルツィフェル原則の本質/後アトランティス時代の七つの文化期/神仙たちの教え ―ヴェーダ/アフラ・マズダ神とミトラ神/カルデア・エジプト文化期/七と十二
【九】
数の秘密/仏陀とキリスト/菩薩と薔薇十字会/バルラームとヨサファットの伝説/輪廻転生とカルマ
原注
訳注
訳者あとがき