1979年 四六判 P294 カバースレ少汚れ、端少イタミ、内側時代シミ 小口少汚れ
目次:
序
第一章 古代
第一節 ユダヤ人キリスト教徒の音楽
第二節 異邦への弘布と初期カソリシズム
第三節 ローマ帝国国教としてのキリスト教
第二章 中世
第一節 中世の範囲と教会の状況
第二節 中世前期
第三節 中世後期
1 教会のありさま
2 複旋音楽への発展 {(A)トローブスとセクエンチア/(B)ヒュムヌス、韻文聖務日課、カンチオ、コンドゥクトゥス/(C)典礼劇/(D)信徒用国語宗教歌/(E)オルガヌムとディス力ントゥス}
第四節 東方正教会の典礼と音楽
{1 その成立/2 その典礼}
第五節 一三〇○年代 ―中世から近世へ
1 教会のおとろえ
2 新しい技法
3 聖歌隊など
第三章 宗教改革と対抗改革の時代
第一節 教会史概観
第二節 フランコ・フランドル楽派とネーデルランド楽派
第三節 イタリア
第四節 イベリア半島
第五節 ドイツ
1 ルターの音楽観、礼拝音楽の改革
2 会衆歌
3 聖歌隊用楽曲
第六節 フランス
第七節 スイスその他
第八節 イギリス
1 改革以前
2 祈禱書の成立とその音楽
3 宗教歌曲、カロル
第九節 オルガン音楽
1 宗教改革時代まで
2 イタリア
3 ドイツ
4 フランス
5 スペイン
6 イギリス
7 ネーデルランド地方
第四章 分裂と覚醒の時代
第一節 教会史的背景
第二節 イタリアの教会音楽
1 その隆盛、新手法、聖俗の混交
2 ヴェネーチア楽派
3 ロート楽派
4 ナポリ楽派
5 北イタリア
6 イタリアのオラトリオ
7 教会用器楽
第三節 フランスの教会音楽
1 十六、十七世紀
2 ヴェルサイユ楽派
3 ヴェルサイユ楽派以後
4 民衆的宗教歌曲
5 オルガン曲
第四節 イギリスの教会音楽
1 作曲家たち
2 ヘンデルと精神的風土
3 讚美歌
第五節 ドイツの教会音楽
1 概観
2 モテットからコンチェルトへ
3 シュッツ
4 コンチェルトからカンタータへ
5 ヒストリエ、受難曲、オラトリオ
6 宗教歌曲と讃美歌
7 オルガン音楽
8 バッハ
9 バッハの同時代者
第五章 啓蒙主義の時代
第一節 その前駆
第二節 その最盛期
1 カソリック諸国、特にオーストリア
2 中部、北部ドイツのルーテル教会
3 イギリス
4 北アメリカ
5 ロシア
6 オラトリオ
第六章 十九世紀
第一節 まえおき
第二節 カソリック諸国
1 教皇の権威の消長
2 フランス
3 イタリア
4 オーストリア
5 南ドイツ―セシリア運動
第三節 プロテスタント諸国、諸派
1 北部、中部ドイツ
2 イギリス
3 北アメリカ}
第四節 オラトリオ
第五節 オルガン音楽
第六節 ロシア
注
あとがき