昭和51年 B6判 ソフトカバー P366 カバースレ、ヤケ、内側時代シミ 小口ヤケ、汚れ、地に小印
目次:
日本の読者へ
プロローグ 地理的発見の時代
{パシフィコの幕開け/黄金の国オフルへの幻影/未知なる南の大陸/謎の島イースターの発見}
第一章 失われた大陸を求めて
{“生物分布の謎”の意味/太平洋を渡る生物の秘密/有袋類の故郷/ウォーレス線の背景/モレンフットの仮説の大陸/地球の臍 ―古大陸の残影/神秘主義が描く古大陸/ブラウンの古大陸説}
第二章 海底に残る大陸の痕跡
{“海底の国”探検の時代/科学的な海底探査の時代/沈没大陸の明確な反応/深海の中央太平洋山脈/島々は海底大陸の山頂/海溝、海底峡谷および断層/惑星規模の東太平洋海膨}
第三章 パシフィック大陸
{三種の海底古大陸研究/地質学からの探究/動物地理学の謎と沈没大陸/人文科学からの果敢な挑戦/それでも大陸は沈んだ!?}
第四章 海底に沈んだ陸の墓標
{巨大な工ネルギー源“地震”/ホヌア・ホオウ ―新しき島/小さな珊瑚が作った巨大建造物/太平洋に存在した陸地の証拠/古代の火山 ―ギヨーの謎/もっと多くの陸地があった!}
第五章 出没島の謎
{ポリネシアの神話/発見者たちの道/陸橋だったギヨーチダ/メネフン ―ムー人伝説/ハワイ周辺の失われた島々/古大陸の首都ナンマトル/太平洋のインディアン/古代には陸橋があった!}
第六章 古大陸の年代測定
{月は太平洋から生れた!?/太平洋の起源をめぐる論争/海と大陸との闘争史/太平洋底の年齢を探る/消滅したダーウィン大陸/沈下と隆起/大陸を創ったもの}
第七章 失われた大陸群
{水没したベーリング大陸/新大陸への陸の橋/ハワイ大陸とギヨー大陸/オホーツク大陸/日本古大陸ニッポニーダ/謎の民族アイヌとネグリート/古代人が東進した道/サフル大陸とタスマニア大陸/メラネシア大陸/南極と結ぶマオリ大陸}
エピローグ 海洋地質学が謎を解く
{海洋の歴史と人類の歴史}
訳者あとがき