1970年 A5判 P188 カバーヤケ、少イタミ 本体表紙時代シミ 小口からページ端にかけてヤケ大(とくに巻頭数ページ甚大)、時代シミ
“別の世界に突然,消えてしまった人間や宇宙人にあった男など、怪奇な話のかずかず!”(宣伝文)
“みなさんは、“四次元の世界。ということを、考えたことがあるだろうか?
〈略〉
かんたんにいうと、われわれがいま住んでいるところとは別の世界であり、なにかのはずみにその世界へはいりこむと、二どと、この世界へは、もどれないところらしい。
見ているまえで、とつぜん人が消えることがあり、どこかへ消えてしまった人たちは、この“四次元の世界”へはいったのではないかと想像されるだけである。このなぞは、まだとけていない。
そのほか、この世界には、現代の科学ではとけないことがたくさんある。
この本は、そういうふしぎな話を集めたものだ。”(本書巻頭「みなさんへ」より)
目次:
異次元に消える
{ぶきみな“熱い湖”/湖上に消えたふたり/恐怖の一夜/北国の怪事件/名古屋の冬のできごと/証明された人間消失}
宇宙人にあった男
{暗黒の中の目/空飛ぶ円盤協会をつくる/宇宙人あらわれる!/なぞの影と再会/奇妙なできごと/大宇宙のかなたへ}
四次元の世界へ
{突然消えた軍艦のなぞ/緑色の人間/次元のさけめ}
太西洋の魔の海
{遭難機の破片一つもなし/無電もなく消える/ふしぎな光/いまだにわからないなぞ}
猛暑に消えた人びと
{砂ばくの調査旅行/断崖に着陸する/危険をおかして/人間はどこへ行った?}
まぼろし島奇談
{かくれんぼうをする島/ブーベ島の怪奇/専門家にもとけないなぞ}
消えた世界一周機
{空から女の声/ついに消息をたつ/彼女はスパイか?/永遠のなぞ}
テレパシーのなぞ
{ふしぎ な能力/おなじ夢をみるふたご/病気を伝えるテレパシー/早くたすけてあげて/フレッドとよばれたエド/ふたごの囚人}
シャスタ山のふしぎな光
{北カリフォルニアの怪光/奇妙な顔をした男/市役所から消えた人間}
さまよう魂
{ふしぎな病気/なんでも知っている/よみがえった記憶}
密林の中の二千人
悪魔につれさられた人
{消えた怪奇小説家/おそろしい洞窟/あやうく助けられた人間}
アイリーン燈台の怪事件
{白骨の島/顔色がかわった男たち/消えた燈台の火/のこされた日誌の手がかり/とけないなぞ}