1975年 14.8×20.9 P238 表紙および小口からページ端にかけてヤケ、汚れ、少イタミ 見返し時代シミ甚大
全238ページのうち特集126ページ。
目次:
【ものぐさ精神分析】ネズミの世界観(岸田秀)
【街を步く】室内の空間に付着すること(鈴木志郎康)
【見えない博物館】楽器について(池澤夏樹)
【連載】まざあ・ぐうす(訳:谷川俊太郎 絵:和田誠 解説:平野敬一)
【詩】
ケムリの道(石垣りん)
罠(粒来哲蔵)
帰還を試みるものの三つの断片(山本哲也)
調整(藤富保男)
ジョセフ(白石かずこ)
【小詩集】悲歌六篇(黒田三郎)
【新連載】印象(粟津則雄)
【おはなし】烏打ち時計(長谷川四郎)
特集 ホフマン 悪夢と恍惚の美学
【エッセイ】
四回目の出会い?(吉田知子)
ホフマン・思い出すことなど(日影丈吉)
影を失った男たち(多田智満子)
【フランス文学とホフマン】ホフマン変幻(稲生永)
【ロシア文学とホフマン】ホフマンとドストエフスキイ(川端香男里)
【アメリカ文学とホフマン】魔界を視る者(島田太郎)
【日本文学とホフマン】ホフマンと鏡花と幻怪(笠原伸夫)
【伝記】バンベルク時代のホフマン(池内紀)
【評論】
方法としての砂男(寺山修司)
弱虫ホフマン(飯吉光夫)
ガバリスの転生(種村季弘)
あの星を殺せたら(深田甫)
ジャン・パウルとホフマン(岩田行一)
【作品】珠玉の短篇 ファルンの鉱山(ホフマン 訳:種村季弘)
【エッセイ】
長安のアンゼルムス(中野美代子)
ホフマンびき(加藤郁乎)
原生命の魔法的深層(吉村貞司)
【S・.Fとホフマン】ホフマンとジュール・ヴェルヌ(私市保彦)
【音楽とホフマン】ホフマンとモーツァルトの世界(小岸昭)
【グラビア】ホフマン 諷刺と幻想の世界
【シンポジウム 全体像 十九世紀の文学と芸術 第十四回】世紀末の世界(菅野昭正、高階秀爾、平島正郎)
【生きる歓び】何を求めて(周田隆彦)
【ユリイカ詩書批評】
天沢退二郎 譚海(蓮実重彦)
大岡信 狩月記(外山滋比古)
【連載】
詩に就て VII(吉田健一)
【海外通信】ラーキン新詩集への不満(鍵谷幸信)
【解放区】
【われ発見せり】場末のビトルビウス(辻征夫)