1972年 14.3×22.1 P214 全体にヤケ大、汚れ、角少イタミ 裏表紙下端破れ補修跡、折れ跡 ページ開きグセ
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目次:
【薔薇と十字架】ゴーゴリ的伝統(川端香男里)
【薔薇十字の魔法】不死の人(種村季弘)
【ユリイカの新人作品】花嫁詩篇(平出隆)
【詩】
サードリ譚(天沢退二郎)
もうひとつの地平に(渋沢孝輔)
全盲/残り火(石原吉郎)
未熟児のうた(山本太郎)
【長篇詩】キササゲ(西脇順三郎)
【連祷詩】葉(吉岡実)
【短編】
いちごの味(鈴木志郎康)
跫音(鮎川信夫)
特集 サド
【エッセイ】
サド侯爵の最後の恋(澁澤龍彦)
サドの自然概念に関するノート(柄谷行人)
サドとカント(坂部恵)
サドの孤独(渡辺広士)
女を裸にして鞭で打つこと(秋山駿)
サド断章(中村雄二郎)
【サド頌】
サドの周辺(吉行淳之介)
サド無縁(島尾敏雄)
パリのホテル(瀬戸内晴美)
サド侯爵のジュニア(松田道雄)
危険な思想家=サド(いいだもも)
サドのいる笑話(飯沢匡)
性という名の闇の海(小川国夫)
可笑しい 話(山田風太郎)
サド侯爵の功績(稲垣足穂)
或るサディスト(黒岩重吾)
頭を燃やすエゴイズム(鈴木志郎康)
サドの翳り(佐藤信)
サドの想像力をめぐる覚え書(アンドレ·マッソン 訳:出口裕弘)
自由人サド(河野多恵子)
【短編】檻(塚本邦雄)
【本邦初訳】テキストのなかのサド(ソレルス 訳:岩崎力)
【本邦初訳】サドとフーリエ(クロソフスキー 訳:原好男 解説:巖谷國士)
年表・サドとその時代
【エッセイ】
実存と夢の痛き織物 中原中也論六十枚(饗庭孝男)
【連載】断章(大岡信)
【現代へ突出する芸術家たち】解体と表現―ベーラ・バルトーク(粟津則雄)
【連載】クルチウスへの感謝(篠田一士)
ゲオルゲの談話 本邦初訳五十枚(クルチウス 訳:松浦憲作)
【海外通信】ブッツァーティの死(花野秀男)
解放区
【われ発見せり】心をこめて(深瀬サキ)