1975年再版 14.8×22.0 P324 全体にヤケ大、汚れ 表紙イタミ、裏表紙角少破れ、少欠損 末尾ページ凹み
目次:
【キャロルワンダーランド】
不思議な鏡の国のキャロル(高橋康也)
遊戯の規則 キャロル再訪(種村季弘)
「笑い猫」夢話(瀧口修造 きき手:種村季弘)
Boutade on reading LEWIS CARROLL(植草甚一)
【キャロル論叢】
Carrollinguistics 三題(今井邦彦)
アリスの世界とマザー・グースの世界(平野敬一)
ナンセンス・その詩と真実 キャロルとヴィトゲンシュタイン(大森荘蔵)
ルイス・キャロルと言語遊戯・私見(土岐恒二)
反世界とその圏域 キャロルとチェスタトン(紀田順一郎)
アリスあるいはその二つの国(岩成達也)
アリス・キャロル・ドジソン(宮本忠雄)
キャロルとジョイス 遅れて来た男の話(大澤正佳)
【アリスの不思議な国めぐり】
宮沢賢治と『鏡の国のアリス』(天沢退二郎)
G・ドゥルーズの余白に(宮川淳)
アリス元年(加藤郁乎)
キャロルを探す方法(吉岡実)
有栖乙女(竹内健)
叛乱・アリス風の(別役実)
極私的「不思議の国」潜り(鈴木志郎康)
不滅の少女(矢川澄子)
【キャロルノンセンスワールド】(編:高橋康也)
牧童としての子供(W・エムプソン 訳:高橋康也)
ルイス・キャロル(A・ブルトン 訳:澁澤龍彦)
ノンセンスの擁護(G・K・チェスタトン 訳:高橋康也)
ノンセンス詩人としてのキャロルとエリオット(E・シューエル 訳:柴田稔彦)
不思議な国再訪(H・レヴィン 訳:出淵博)
夢の力(J・ガッテーニョ 訳:巌谷國士)
【キャロル原風景】
気違いパーティー(訳・註解:高橋康也)
ジャバウォックの歌(訳・註解:高橋康也)
スナーク狩り(訳・註:沢崎順之助)/「スナーク」狩りへの試み(沢崎順之助)
シルヴィーとブルーノ(小池滋)
キャロル拾遺
キャロル年譜(編:高橋康也)