昭和28年1刷　文庫判　P185　旧版カバーなし　帯付　全体にヤケ、シミ、汚れ

はじめ昭和6年に連載ものとして発表され、その後新潮社、東方社その他の出版社が刊行してきた大下宇陀児の長篇小説を、春陽文庫として収める。
甲賀三郎と著者の間で探偵小説における「本格」「変格」をめぐる論争に発展した作品としても知られる。

目次：
M刑務所の脱走人
別荘の殺人
講演の悪漢
黒衣婦人
堤廻漕店
闇の二天門
昌盛號の秘密
野獣
ネオンサイン