1988年 14.3×22.1 P246 表紙少汚れ、背少ヤケ、端少イタミ 小口からページ端にかけて少ヤケ
全246ページの特集143ページ。
目次:
新連載 シノロジー雑草譜1 白い鸚哥(中野美代子)
科学と抒情13 地上げ屋は自然の発露(赤瀬川原平)
耳目抄77 広島の言葉(竹西寛子)
詩
気晴らし神籤 for Chris Mosdell(谷川俊太郎)/ベルリン小景(飯田善國)
新連載 ファシズムを生きた人々1 トリノの一九一〇年代 グラムシと文化(田之倉稔)
【特集:アガサ・クリスティー あるいは英国の田園の死の女公爵】
Meeting with Agatha Christie
クリスティーを読むこつ(中村真一郎)
懐旧のクリスティー(皆川博子)
老齢のユートピア(井坂洋子)
クリスティーとミステリー
オリバー夫人とサタースウェイト氏(別役実)
そしてみんな引っくり返って(橋本治)
クリスティーの鏡 またはポアロ限界説(川崎寿彦)
インタビュー 優雅な殺人法(クリスティー、J・シモンズ 訳:青山恵子)
クリスティーの時代 『ABC殺人事件』の社会史(富山多佳夫)
クリスティーとオカルト 秘める家―『死の猟犬』の周辺(高山宏)
クリスティーの生活
さあ、あなたの暮らしぶりを話して―クリスティー、オリエント急行に乗って中東へ行く(クリスティー・マローワン 訳:深町眞理子)
クリスティーと聖書(中村妙子)
永遠のスノッブ探偵ポワロ 120年間生きた「灰色の脳細胞」―エルキュール・ポワロの神話(J・キューチャー 訳:片岡信)
永遠のオバサン探偵ミス・マープル
マープル家へようこそ!(アン・ハート 訳:浅羽莢子)
不思議な魅力のミス・マープル(ジーベンヘラー 訳:石塚瑠美)
クリスティーのドラマトゥルギー
ファミリー・メロドラマ 「招かれざる客」の殺人詩学(加藤幹郎)
愛を語るクリスティー 消えてしまった『詩集』のなか(渡部桃子)
クリスティーのカントリー・ライフ
ゴシップの漂う別世界(富士川義之)
風俗小説家クリスティー(海老根宏)
図版構成 ミステリーの女王の田園生活
クリスティー評論関連書誌 言葉の鏡の中のクリスティー(数藤康雄)
あるシュルレアリストの生涯 デスノスの愛の詩 〈イヴォンヌ詩群〉より(清岡智比古)
もうひとりのわたし37 流れ(岸田今日子)
ユリイカの新人
ある日、(海辺で)(鈴木薫)/新しい観客の為のエスキス(中川千春)
対話批評 アール・ポエティック 最終回 ふたたび「ユリイカの新人」と(松浦寿輝、朝吹亮二、ユリイカの新人)
われ発見せり 亡き兄、足立和浩(足立美比古)