昭和6年2月号 14.9×21.8 P271 全体に経年によるヤケ、汚れ、端イタミ 目次ページ破れ欠損大 末尾剥がれ、少破れ
目次:
巻頭言
家族に関する犯罪(其一堕胎罪)(徳田彦安)
切腹―切腹刑(坂ノ上言夫)
嫉妬犯罪と法律(稲田美津雄)
犯罪時評(淡海浩)
原始文学に現はれたる性(金田一京助)
本朝男色考(六)(岩田準一)
湯島夜話(江戸時代の性的犯罪の九)(宮川曼魚)
酔つぱら ひ(歌舞伎特殊考察の八)(渥美清太郎)
千人信心(中山太郎)
美姫ニノン(大隅為三)
子を生む処女(丸木砂土)
ギヨチーヌ綺談(浜尾四郎)
姦淫に対する支那の奇異な私刑例(藤田斌郎)
欧米刑務所巡礼(和泉武)
アントワープのダイヤモンド・クラブ(三都三之介)
医療器具が『やいのやいの』を招来した話
茄子には灰汁があると言ふ話
ニコラス皇帝最後の日記(松枝保二)
ソビエット政権顛覆大陰謀事件の裁判記録(袋一平)
ダラカン丸橋忠彌(藤井清)
ビコロ語(川島文郎)
すごい女房(横瀬夜雨)
ナンセンス・エロ・エロ・エロ・犯罪(愛川純二)
説教の横顏(鐵宮二郎)
新時代椿姫物語
十時まで失敬する夫人の話
茄子に灰汁がないと言ふ話
実話 世界一女賊『シカゴ・メイ』の話(大澤潔)
実話 アングラード公爵事件(浅野玄府)
実話 ラモン夫人の失踪(伴くろと)
実話 奇蹟(ロシア探偵の想出の三)(コチコ将軍 訳:大木篤夫)
小説 飛行機(長篇第二回)(渡邊均)
コント小説 {無罪の犯罪(須貝輝)/マークを売る男(大谷藤子)/地主と鷄の首(伊藤貞助)/暗号研究家の顛落(伊藤鋭太郎)}
小説 光は薄る(長篇連作『ゴルゴタへの道』第三回)(川田功)
小説 黒鍵秘密(長篇連作『ゴルゴタへの道』第四回)(藤浦洸)
伊太利の旅(二月号特別附録)
1 伊太利の雪隠(大隅為三)
2 ポンペイの異教淫祠(太田三郎)
3 ナポリの一日(小宮豊隆)
4 伊太利亞の雨(丸木砂土)
5 イタリー旅行の思出(中川紀元)
6 伊太利の思出(岡垣義忠)
編集後記