
2001年初版 文庫判 P372、387 カバー端僅イタミ
【第1巻】
“ミステリにおけるコナン・ドイルと並び称されるイギリス怪奇小説の巨匠、M・R・ジェイムズ。彼が学究生活のかたわら創作し、友人や学生たちに語り聞かせた怪談の全てを2巻に収める。第1巻にはラヴクラフトをも嘆息せしめた傑作「マグナス伯爵」や、ありえぬ部屋の怪を描く「十三号室」など、古書・古物趣味に彩られた恐怖の愉しみ溢れる15篇を収録。ホラーの真髄ここにあり。”(カバー裏紹介文)
目次:
序(一九三一年版)
好古家の怪談集
序(一九〇四年版)
アルベリックの貼雑帳
消えた心臓
銅版画
秦皮《とねりこ》の樹
十三号室
マグナス伯爵
笛吹かば現れん
トマス僧院長の宝
続・好古家の怪談集
序(一九一一年版)
学校綺譚
薔薇園
聖典注解書
人を呪わば
バーチェスター聖堂の大助祭席
マーチンの墓
ハンフリーズ氏とその遺産
解説(一)(紀田順一郎)
【第2巻】
“M・R・ジェイムズの怪談に描かれる恐怖はいずれも鮮烈で、幽霊や妖怪はその手で触れてきそうなほどになまなましい。第2巻には、古書市で競り落とした日記が招く恐怖を描く傑作「ポインター氏の日記帳」、現実の事件を暗示する人形劇の悪夢「失綜綺譚」など後期の作品に、本邦初訳の未刊作品を加え、21篇を収録。どうぞ枕頭に備え、眠れぬ夜には恐怖を心ゆくまでお愉しみあれ。”(カバー裏紹介文)
目次:
痩せこけた幽霊
序
ホイットミンスター寺院の僧房
ポインター氏の日記帳
寺院史夜話
失踪綺譚
二人の医師
猟奇への戒め
謝辞
呪われた人形の家
おかしな祈祷書
隣の境界標
丘からの眺め
猟奇への戒め
一夕の団欒
拾遺篇
ある男がお墓のそばに住んでいました
鼠
真夜中の校庭
むせび泣く泉
私が書こうと思っている話
未刊作品
小窓から覗く
死人を招く ―大晦日の怪談
無生物の殺意
フェンスタントンの魔女
暗合の糸
キングズ・カレッジ礼拝堂の一夜
解説(二)(紀田順一郎)