別冊 現代詩手帖 泉鏡花 妖美と幻想の魔術師 思潮社
1972年 Ａ５判 P278 全体に経年によるヤケ、少イタミ、角少折れ跡 ページ少開きグセ 末尾ページ上角剥がし跡
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商品の説明
1972年 Ａ５判 P278 全体に経年によるヤケ、少イタミ、角少折れ跡 ページ少開きグセ 末尾ページ上角剥がし跡
表紙絵：鰭崎英朋
表紙デザイン：田辺輝男
扉絵：林静一
目次：
幻想の在処
｛水中花變幻 泉鏡花について（種村季弘）／寒さから霙を経て出水まで 泉鏡花における〈書くこと〉のはじまり（天沢退二郎）／魔術の場の森へ 「妙の宮」「蛇くひ」（両頭蛇）以前のこと（菅原孝雄）／宮娃の歌 李賀と「春晝」（草森紳一）｝
鼎談 言葉の魔術師鏡花（寺田透、篠田一士、川村二郎）
泉鏡花論叢
｛鏡花的美の方法（笠原伸夫）／さまざまの不能の涯 泉鏡花の場合（長尾一雄）／「照葉狂言」の基盤と鏡花文学のエロス（三田英彬）｝
此岸の鏡花
｛羽つき・手がら・鼓の緒（泉名月）／泉鏡花とロマンチク（斎藤信策）｝
鏡花論集成（編：生田耕作）
｛鏡花禮讃（吉井勇）／鏡花的世界瞥見（水上瀧太郎）／泉先生 先生の好悪感（里美��）／泉鏡花（長田幹彦）／鏡花と執筆（寺木定芳）／鏡花風土記抄（神西清）／水色情緒（長谷川時雨）／思ひ出今昔（鏑木清方）／泉鏡花先生のこと（小村雪岱）／鏡花全集開口（芥川龍之介）／這箇鏡花観（柳田国男）／泉鏡花（田岡嶺雲）／悲痛の感激、悲痛の快感（和田久太郎）／泉鏡花氏の小説を論ず（生田長江）／鏡花禮讃（辻潤）／『彩色人情本』『爪びき』『身延の鶯』等（新居格）／「貝の穴に河童がゐる」（堀辰雄）／鏡花のロマンチシズム（中河与一）／鏡花の死其他（小林秀雄）／純粋に「日本的」な「鏡花世界」（谷崎潤一郎）／「薄紅梅」の作者を言ふ 鏡花先生を追慕す（佐藤春夫）／『櫛笥集』なぞ（川端康成）｝
泉鏡花自筆年譜 （編：三田英彬）
図版 写真・原稿・ノオト・書簡
