昭和53年　A５判　P396　表紙スレ、少イタミ、少汚れ、角折れ跡　小口少汚れ　末尾数ページ下角折れ跡

目次：
【口絵】飯田龍太近影（撮影：斉藤勝久）

【俳句】
第一句集　『定本　百戸の谿』
第二句集　『童眸』
第三句集　『麓の人』
第四句集　『忘音』
第五句集　『春の道』
第六句集　『山の木』
第七句集　『涼夜』
『涼夜』以後百句

【随筆・評論】
蜂の巣／山麓日記抄／後山の記／悪い趣味／原初の風雅／季節の匂い／禁猟礼／墨／糸切りだんご／濃淡／時計／音／鉄砲水／実用の重み／花のころ／戦争の横顔／釣りの心境／猪の鼻茸／新春旦暮／銀座の雁／無数の目／三十三才／萩の箸／仏法僧／物真似／雛のいろいろ／梅雨のころ／木下夕爾さんのこと／長谷川かな女さんのこと／元日の客／朱鳥追悼／孤鶴遠望／無名の自負／季語について／翌日の風景／秀作の秘密／ひとつの提案／記憶の効用／季語の効用／詩は無名がいい／卓抜な俳諧前史／文尊句碑に反省を／規、虚と鶏頭論／本格の俳人とは／久々に得た新鋭句集／恰好悪い秀句こそ／『俳童愚話』の息づかい／言葉こそ感銘の源／復古の知性／才気の女流／俳壇老化、中堅に責任／最後の俳諧師を失う／解らないことなど

自句自解
飯田龍太語録

【飯田龍太の人と作品】
龍太近作瞥見（大岡信）／柑橘瞑想（塚本邦雄）／定住と自然（上田三四二）／龍太俳句の純粋性（桂信子）／露の村（金子兜太）／最澄の黒子（森澄雄）／手に乗る禽（高柳重信）／山廬望見（藤田湘子）／蛇笏離れ（草間時彦）／飯田龍太の世界（大峯あきら）／飯田龍太作品における季重りの表現について（三橋敏雄）／龍太と蛇笏（飯島晴子）／夕焼の酒（大井雅人）／龍太氏の序文（原裕）／みごとな転位（友岡子郷）

飯田龍太著書解題（広瀬直人）
飯田龍太文献解題（河野友人）
飯田龍太年譜（編：福田甲子雄）