昭和41年　Ａ５判　P168　全体に経年によるヤケ、汚れ、少イタミ　函背濡れシミ　本体セロハンカバー破れ

“わたしたちのすんでいる地球の中は、どんなになっているのでしょう？　だれもまだ、地面の下へ、ふかくもぐってみた人はありません。
　この物語にでてくる三人の探検家は、ふかい地面の下を、五千キロにわたって旅行します。地面の下には、大きな海があって、おおむかし地球上にすんでいた首長竜や、魚竜が生きのこっていて、三人の探検家におそいかかります。
　また、せの高さが三メートルもある巨人や、いまのアフリカぞうの二倍もある大きなぞうにであいます。三人の探検家は、ぶじに地面の上にもどることができるでしょうか。”（本書「はじめに」より）

ジュール・ヴェルヌの空想小説を児童向けに翻訳。

目次：
なぞの暗号
うつくしい少女
あっ、わかったぞ！
さあ、でかけよう
グラウベンにしかられる
アイスランドへ
ものすごいたつまき
地ごくの入り口
海面下三千メートル
わしひとりでいく
やあ、水だ！水だ！
まいごになる
地底の海
あっ、怪物だ
大あらし
巨ゾウと巨人
サクヌッセンのほらあな
トンネルにすいこまれる
噴火口から地上へ
よろこびの日